Fランに来るMARCH,日東駒専付属って何なの?
Fランを受ける動機は様々ですが、大半のFラン生は以下の理由が当てはまります。
- Fランしか受かる学力がなかった
- 第一志望滑り止めがFランだった
- 親に学費を払う余力がないと言われた
- 他の大学だと自宅から遠すぎて通えない
ですが時々高校までの学歴が信じられない程ご立派な学生がFランに来る事があります。なぜでしょうか。
Fランに場違いなAラン付属高校落ちこぼれ
Fランに時々存在するのが、MARCH、日東駒専あたりの付属高校の落ちこぼれ出身で、何年かに1度見かけます。
MARCH、日東駒専の付属を合わせると付属小学校からエスカレーター式で上がってきた生徒の1割が付属の大学にあがれず落ちこぼれる事が判明したのです。
小学校からMARCHなら親は子供は大学までMARCHか早慶と考えるでしょう。違うのです。
落ちこぼれる生徒は中学受験時で差がつく
MARCH、日東駒専の付属小学校に『お受験』で入った人たちが一番最初につまずくのは小学校高学年です。周りがどんどん伸びていくのに自分がついていけない事に気づきます。
Fラン予備軍が公立小学校の授業中に寝ている最中に彼らは『どうして自分だけついていけないのか』と考えるのです。中学受験組は優秀な成績で入学してくるので、彼らの成績は学内でビリになります。
にも関わらず彼らの親は『折角小学校からお受験させたのだから…』と子供の進路変更に賛成しないのです。何故でしょうか。
学費を積んだから勿体ないと思う親のせい?
名門付属小学校からFランに転げ落ちる学生には、親がしみったれているという特徴があります。
『これだけ子供にお金をかけているのだから、我が息子(娘)に限ってしくじるはずがない』と頑なに信じているのです。息子や娘を投資信託と同じ様に思っているのです。
少しでも子供の成績が振るわなければ個別指導の塾の講師を変え、強制的に習わせた習い事で成果が出ないと思えば、さっさとやめさせる。お受験両親に共通する事柄です。
この時点で親が気づき子供に猛勉強させて公立高校を受験させれば早めの進路変更が可能です。
何故Aラン付属落ちこぼれの親たちは意固地になって付属高校まで子供を通わせるのでしょうか。
Fランは面接だけで受かると思ってる
Aラン付属に長年子供を通わせ塾費用もつぎ込んだ親は『答案用紙に名前さえかけば受かる』今のうちなら面接だけで受かる大学を片っ端から探した結果、Fランにたどり着いたと言えます。
SSランに行ける学力のある学生がわざわざFランに編入したのでもないのです。
MARCHや日東駒専付属からFランに来た学生とFラン生の共通点は、中学レベルの学力でつまづいてしまった事です。
その点でお互い励まし合えるかもしれません。