Fラン大学の一般入試の科目数:「伝説の1科目入試」とは?
●伝説の1科目入試:足し算や引き算が出来なくても入学可能
元々私立大と言えば「3教科型受験」が多く、今でも早慶上智やマーチ関関同立の一般入試はこの形式が多いです。
しかしさすがはFラン。3教科型入試にしてしまうと「英語が出来ないからこの大学は受験出来ない」「算数が出来ないから算数がない大学を受けよう」とFラン受験生達が敬遠してしまうようなのです。
その対策として生まれたのが伝説の「1科目入試」です。
もちろん、その1科目の中で受験生が大学入学後の学問にしっかり付いていけるかを見極められるのならいいのですが、さすがはFラン。1科目入試がマークシートなんて事も少なくありません。
具体的に埼玉県のFランク大学、埼玉学園大学と女子栄養大学の例を見ていきましょう。
①埼玉学園大学
学部:人間学部・経済経営学部
受験科目:英語または国語②女子栄養大学
学部:学部栄養学部
受験科目:外国語・国語・数学・化学・生物から1科目(センター利用入試 ※マークシート型)※2016年度の受験情報より引用
●1科目入試なのに高得点も不要
実は慶応義塾大学や早稲田大学にも一科目入試(英語)はあります。しかしながら英語一科目で受験生の質を見極めるため、受験問題の中には時事問題の知識や歴史、物理、地理などの知識がないと読み解けない様な文章を用いていたり、それに加えて合格最低点が異常なほど高かったりするのです。
一方で、上記女子栄養大学の例を見ていきましょう。河合塾の情報によると、合格最低点は好きなセンター試験の科目を1科だけにも関わらず、たったの40〜50%程度のようです。
センター試験は4択のマークシートですから、適当に選んでも25%は取れる計算になります。
そう考えると、こんなに簡単な試験は他にはないと言えるでしょう(得意科目で50%取ればいいので、テレビのニュースを見てれば政治経済や現代社会あたりなら50点は取れるのではないでしょうか)。
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