ひどすぎるFランク大学のAO入試の実態


●AO入試のせいで勉強をしない学生が大学に入学している→大学のFラン化

大学入試には一般入試の他にも「推薦入試」「指定校入試」「AO入試入試」など呼ばれる入試制度があります。

 

これらは多くの私立大学で採用されていますが、ことFラン大学に至っては採用率が異常に高く、その中でもAO入試が最も良く行われています。

文部科学省によると、AO入試とは「学力重視から能力重視への変換、個性や才能を評価できる制度」です。

 

しかし、現在の実態としては、AO入試は一般入試では合格の望めない成績下位の生徒をなんとかして大学合格させるための救済措置、そして大学側が受験生を確保するためのマーケティング施策として用いられています。

 

Fラン入試におけるAO入試の実態がどれだけ酷いか見てみましょう。

①受験時期が早いため馬鹿量産に拍車がかかる:

AO入試は一般入試が本格化する時期と比べると数ヶ月早く始まります。それにより、一般受験のために1〜3月まで勉強している学生と比べ、勉強する期間が短くなっています。

 

AO入試等を利用して早く大学合格を決めた学生が、勉学以外の有意義な活動にそれ以降の時間を費やすことができれば、本来の学力重視とは異なる入試制度として意味を持つのですが、Fランに入る様な高校生のほとんどは自動車学校やバイト、ナンパやカラオケなどに時間と労力を費やしているようです。

 

これでは本来の目的からは大きくかけ離れており、単に勉強をしない自堕落な学生を量産しているということになります。ましてや、Fラン大学を受けようとするような層の学生が早々に自由な時間を手に入れてしまった場合、いかにおちゃらけた生活を送ることになるのかなど想像に難くありません。

②問題があまりに簡単過ぎるため、馬鹿量産に拍車がかかる:

Fランク大学が入学者を確保するために行っている入試制度でもあるため、問題は非常に簡単です。以下はFランク大学のAO入試で出た小論文や面接の内容例です。

【小論文】
・あなたの将来の夢を教えてください(400字)
・あなたが高校時代頑張った事はなんですか(100字)
・得意な科目とその理由を書きなさい(100字)

【面接】
・ポケモンでルギア(伝説のポケモン)をゲットするために何度もやり直してついにゲットした事
・「アイドルの追っかけで寝袋に泊まった根性をアピールして合格」

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