岐阜女子大学の国試は足切りが多い?!県外受験者対象って本当?!

岐阜女子大学は、岐阜県唯一の4年制女子大学として’68年に開校しました。

岐阜女子大学の学部構成

岐阜女子大学の学部構成は以下の通りです。

家政学部

家政学部は、管理栄養士を目指す健康栄養学科、教職や公務員を目指す生活科学専攻、
住宅リノベーションやインテリアデザインを目指す住居学専攻に分類されます。

健康栄養学科(定員120名）

生活科学科

“各務原市営住宅を若い世代向けの部屋に　岐阜女子大生プラン作り：ニュース：中日BIZナビ” https://t.co/j8X8s3nZ2b

— Koji Takeuchi (@co_jit) March 9, 2023

@twitter.com/co_jit

文化創造学部・文化創造学科

文化創造学部は、保育士、幼稚園教員を目指す初等教育専攻と、書道や司書を目指す、
文化創造学専攻にわかれます。

大学院

大学院は、文化創造学部で通信制があります。

岐阜女子大学の入試概要は以下の通りです。検定料は30,000円になります。

- - 総合型選抜(Ⅰ～Ⅴ期）
  - 学校推薦型選抜（公募前後期）
  - 一般選抜（前期A,Ｂ日程、中、後期）
  - 共通テスト

総合選抜型は、7月～8月までに開催されるOCに出席し、エントリーシートの記載方法、受験方法の説明を聞きましょう。
エントリーシートの他は調査書と面接で判断される試験ですのでOCの出席は必須です。

学校推薦型選抜は小論文（800文字～1000文字）と調査書、面接になります。
書道専修のみ、書道実技（楷書[5文字程度]・行書[5文字程度]・かな[和歌一首]）が選べます。

一般選抜は、健康栄養学科は理科が必須で2科目選択です。

一時期は『面倒見のよい大学』トップに立った岐女大ですが、何故現在はランクインしていないのでしょうか。

岐阜女子大のデメリットを挙げるとすれば立地です。
『電車や路線バスで通いやすい』立地ではありません。

鉄道の最寄り駅は名鉄岐阜駅ですが、そこからバスで30分以上というのはありえません。周囲は山だらけで近くに何もないのですが、大学側はなぜか地元学生の苦情に対し知らん顔です。

『（国試）の足切りが厳しい』という岐阜女子大は、学生の6割以上が県外。
その内輪を見てみると、安定を目指したUターン就職にあります。

学生の65%が岐阜県外から集まる岐阜女子大学は学生の出身地にある企業への就職支援に定評があります。キャリア支援センター長の時田研一氏に取り組みを聞きました。 https://t.co/OrjSYgNbsv

— 日経就活 (@nikkei_shukatsu) July 27, 2022

@twitter.com/nikkei_shukatsu

就職先も地元企業、教員、公務員、病院が8割を占めているのが判ります。
あくまで大学側のターゲットは県外から来た学生ということなのでしょう。

受験会場も他府県を中心にしている大学ですが、地元の学生を集めるということも、
今後は視野にいれてみてはと思います。