【関西受験生悲報】MARCH志願者関西流出!狙われる関関同立学部はこれだ!
大学定員厳格化で、首都圏Fランがなくなる日も近いと言われています。その要因の1つが『志望学部と大学』がMARCHのいずれかであるAラン志望生です。
©komazawa-u.ac.jp
彼らは滑り止めとして、中堅大の日東駒専を選んでいます。今までセンター試験6割で合格していたはずの、これら
中堅大の合格率が8割となり、全国のFラン生にとって非報となりました。
5年程前ですと『早慶第一志望』としていた彼らが、早慶ではなく『行きたい学部』で大学を選ぶようになってから、受験嗜好が変わってきています。
これは、早慶、MARCHに相当する大学がない関西の大学だけでなく『ちょっと頑張れば産近甲龍』と考えていた『Fラン脱出予備軍関西人』にとって悲報となるのです。
定員厳格化による学生流出で何が起きているのでしょうか。
・早慶、法律経済系学部は数学必須で、文系があぶれる事に
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私立偏差値トップランクの早慶は学生を取り込む方針として『既存の私立文系出身者より、地方の国公立理数系を発掘したい』という意気込みを見せています。
その証拠に、慶応義塾・総合経済学部(日吉キャンパス)では、一回生の履修タイプAで、微積分、線形代数学を必須科目にしています。
法学部では、基礎数学Ⅰ、Ⅱ、統計学必須の他に、数学の集中講座を開いています。
これに伴い、早稲田では看板というべき政経学部で’21年度から数学を入試の必須科目にする計画を立てているのです。
文系科目だけ頑張れば早稲田にいけたというAラン生の夢は、今年まで。
’21年以降は、理数系の頭がなければ合格しませんし、気力と努力と根性では合格せず、地頭の良さを求められる大学になります。
ここで犠牲になるのが、『頑張れば早慶に合格したかも』という意識高い系のMARCH系でのAラン志望者です。
都内の大学は定員厳格化に伴い、ますます合格しにくくなります。
そこで彼らのような受験生が流出するとすれば、どの大学になるのでしょうか。
・狙われる関関同立
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卒業後の就職口も踏まえて、MARCH志望者の滑り止めとして狙われる関西圏の大学と言えば、関関同立でしょう。
学部によりバラつきはありますが、関西の中では以前人気はありますし、偏差値が高く就職口が安定している学部を狙えば、申し分ありません。
特に狙われるとすれば、同志社(経済学部62.5、政策学部:60:偏差値参考:河合塾2019年10月19日)です。
’19年10月更新の情報で、GMARCH、関関同立の中で全学部の平均偏差値60を上回るのは、明大、青学、中大、立教、そして関関同立では同志社だけです。
同志社は人気学部が観光地である京都市内にあり、京都郊外、大阪から通うにしても、私鉄沿線人気の阪急電車で通えることから、学生のポイントも高くなります。
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他に狙われるとすれば立命館(総合心理学部 62.5、政策科学部 60.0)になります。
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どちらも一貫校ですが、全員が全員エスカレーター方式で大学にいけるほど甘くありません。
首都圏から優秀な学生が受験すれば、そちらの方を歓迎するに違いないでしょう。
小学校卒業時に、このままでは産近甲龍と言われても『中学から頑張れば関関同立』と塾の先生に励まされ、合格した生徒も多く居たのが関西大学生の現状でした。
もしも首都圏からGMARCH受験戦争にあぶれた受験生が流出する事があれば、この力関係が崩れ、関西でもFランがなくなる日は遠くないかもしれません。
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