郁文館って超絶ブラックな進学校なんですか？

受験勉強なしで入れるFラン付属の中高一貫校から日東駒専、SMART、東大を狙うという『高レバレッジ進学』が令和のトレンドです。文京区にある郁文館は受験勉強ゼロで入れる高レバレッジ中間一貫校のトップ3に挙げられています。

ですが蓋をあけると超絶ブラックな実態が発覚しているのです。理事長がワタミの社長だからでしょうか。

郁文館はワタミ社長が理事長

郁文館は文京区にある共学の進学校です。明治22年（1889年）に哲学者の棚橋一郎が開校しましたが現在の様になったのはワタミ社長が理事長になってからです。

’21年にはコロナ禍に対応してネットで講義を受けられるiPclassを設立しました。

’05年に前理事長に1億円の退職金を払って理事長の座に座ったワタミ社長。入学説明やイベントなど動画配信を積極的に行う姿は辣腕経営者そのものですが、生徒の保護者や生徒からブラックと言われる所以は他にもあります。

郁文館は毎日オールイングリッシュ教育を売りにしたグローバル高校や、東大合格を目的とした東大コース、GMARCH合格を目的とした特進コースがあります。

がこれらのコースで『思い通りの進路に進む生徒』や東大に合格する生徒は数年に一度ということが在校生の口コミで発覚しています。

ありえない程厳しい校則やテストの為に、学年の半分が留年もしくは退学しているという事実が発覚しているのです。

部活も剣道部などは全国大会にでますし、チアリーディングは青春していますが、他の部活は幽霊部員が多いという悪評があります。

郁文館の『一部の裕福な生徒だけいい思いをしている』という評判の悪さはどこからくるのでしょうか。

郁文館の校則の厳しさは折り紙つきです。これほど厳しくて裁判沙汰にならないのが不思議な程です。以下は代表的なものです。

これらを守らせる為の罰則の厳しさも並ではありません。昭和の時代のブラックさです。制服紹介の動画なんてオシャレに作成されていますが生徒の口コミと全然ちがいます。

中間、期末テストは、40点以下が赤点となり60点未満は課題が課せられます。年間赤点が一定個数を超えると再試すら受けられません。

スカートは折るだけで反省文10枚だそうです。これが中退者が多い理由の1つになっています。

郁文館の名物になっている勉強合宿『夢合宿』は長野県にある系列の合宿施設『志高館』で行われます。10泊11日で行われますが。何故今どき10泊11日の長期合宿を行うのでしょうか。

それは以下の実態が隠されていたからです。

- 志高館は元々はホテルで郁文館が30億の負債を抱えていた
- ワタミの理事長は生徒の合宿施設にすればいいと提案
- 毎年生徒1人あたり10泊11日の勉強合宿シラバスを組めば負債を償却できると提唱

生徒＝金づるとしか思ってない理事長がトップなのです。学校の口コミサイトを見ても『学校選ぶのが面倒でも、勉強をしたくなくても他のFランにいくべき』と書かれているのはこうした意味です。

夢合宿で友達が出来ず、校則で反省文をかかされた生徒は、いじめに遭い心を病んで中退する事実も表に出ていません。

修学旅行がないのに、学校の負債を償却する為にこの様な行事を設けているのがおかしいのではないでしょうか。

郁文館を一言で言うならば『建前とイベント大好き学校』であり『進学校』や『Fラン』ではないという事です。

サボりたいなら他のBFのFラン付属高校に行き推薦を貰えばいいのです。進学したいなら他の進学校を目指しましょう。