オープンキャンパスいつからはじまった?高校1年から参加していいの?

総合型選抜必須参加と言われるオープンキャンパス。志望校に合格する為には必ず参加しなければいけないと考えている学生も多いのではないでしょうか。

オープンキャンパス本来の目的は、数ある大学から自大学を選んで貰い、学んで貰い、在校生に学ぶ意味を見出して貰うこと。

オープンキャンパスはいつから始まったのでしょうか。

オープンキャンパスのはじまりは立命館大学

オープンキャンパスという名称が使われるようになったのは、’88年立命館大学からです。それ以前は’78年の立教大学の『進学説明会』がオープンキャンパスの走りと言われていました。

昭和バブル経済は、少子高齢化で学生確保が難しいという令和の現状とは正反対。

偏差値、知名度で大学を選ぼうとする学生に対し、いかにして自分の大学を選んで貰うか、学生確保の為に動き出したのが、オープンキャンパスが各地の大学で開催されるきっかけになったのです。

行かなくてもいい?と思うオープンキャンパス。

その一方で『授業でレポート提出しなきゃいけないから行かないといけない』、『ZOOM参加でいいならオンラインでも受けないといけない』という高校もありますよね。

これは、’00年から文部科学省で『総合的な学習の時間』の一貫としてオーキャン複数参加とレポート提出を義務づける高校が相次いだからです。

レポート提出の為に、嫌々参加する学生も多いので、’10年ごろから大学側も地域の高校に出張授業におもむき、学生確保に勤しんでいます。

本音を言うと、大学に行く意味を教えてくれるこんな教授が居る大学に行きたいですよね。

ではオーキャンは何年から行けば良いのでしょうか。

高校1年からオーキャンは参加可能

オーキャンは高校1年から参加可能です。具体的な志望校は絞らずに、自分の志望校よりも高めのオーキャンに行くなら3月からどんどん参加しましょう。

総合型選抜のレポートを書く為のオーキャンではないので、高校1年から参加するオーキャンは別の目的で参加しましょう。
教授の講義は嫌がられようが質問をしまくれ。
オーキャンの時は講義以外の校舎の導線を調べ、空きコマを過ごす時間を考えろ。

Fラン生あるあるが、受験して確実に受かる、推薦を貰えるという所で受験に対する努力が終わっている為、後々大学四年間の学生生活を後悔するはめに陥ることです。

大学パンフ『表向きの顔』オーキャンは『文化祭』

大学パンフは『表向きの顔』オーキャンは『文化祭』、オーキャンスタッフは、その大学が好きな学生が運営していると考えればいいのです。

大学ガチャに失敗した人、単位を取るのに必死で大学四年間遊んでいる暇のない学生はオーキャンに顔は見せません。オーキャンでは気前よくスクールバスが本数多く出ていますが、普段はスクールバスも路線バスも通ってない大学は往々にしてあります。

オーキャンに行かなくていいという動画がよく上がっていますが、その理由は、オーキャン=大学の作った顔であり、講義も大学が自慢する一番いい教授だからです。

その時点で肌が合わない、相性が合わないのであれば、志望校にするべきではありません。

オーキャン以外でも大学に入れる大学がベスト

大学は4年間学び、過ごす所です。
親と一緒のオーキャンや進学説明会だけで、一概に決めてしまうのも、大学ガチャにつながりかねません。親世代はオーキャンがなかった人も大勢います。

米国ではオーキャンではなく『キャンパスビジット』といい、毎日見学を設けています。予約の必要はなく、在学生ガイドは成績優秀者に限られているのです。

いかがでしょうか。

オーキャンは高校1年から行くことができるので、ぜひひとりでも友達同士でも、気軽に参加してみましょう。

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