現役Fラン入学と浪人どちらが良いの?

現役でFラン大学には合格したけど、Fラン大学に入学するぐらいなら浪人した方が良いのかも、と悩んでいる方がいると思います。

 

今回はそんな方に向けて現役Fラン入学と浪人について考えてみたいと思います。

 

●Fランに入学してもできることはある

Fランに入学したからといってお先真っ暗というわけではありません。Fラン入学後になにをするのかが大切です。

 

簿記検定やTOEIC、秘書検定などの資格を取れば就職のときにはプラス評価になります。また、学歴に左右されないように自分で起業したり、アフィリエイトのことを勉強して自分でサイトを立ち上げても良いでしょう。強い意思と時間があればFランに入学したとしても色々なことができるのです。

 

しかし、問題がひとつあります!

●Fランは環境が悪い

Fランで将来のことを考えて真剣に何かに取り組んでいる学生はあまりいません「大学に入学したら資格の勉強をしよう!」と決意して入学した人でも、周りが遊んでいるとどうしても流されてしまいます。人間はそれほど強くはないため周りの環境に影響されてしまうのです。

 

さらにFランにしか合格できなかった人は、元々意思が弱い人が多いため特に周りの環境に流されやすいはずです。

 

もし、Fラン入学後1~2ヶ月経ったときに、このままでは4年間何もできずに遊んでしまうと思ったら、環境を変えるため退学して他の大学に入り直しても良いかもしれません。

●浪人しても保証されているわけではない

Fランが嫌で浪人したからといって、何も保証されているわけではありません。真面目に勉強すれば、良い大学に入れる可能性はありますが、現役のときと同じ姿勢ではまたFランしか合格できない可能性が高いでしょう。

 

受験前や受験後に、あと1週間あれば志望大学に合格できたと思う人がたくさんいますがそれは勘違いなことが多く、実際はかなり勉強しないと合格できません。

●反省や後悔の気持ちはそれほど長続きしない

受験後はFランしか合格できなかった反省や後悔の気持ちが強いため「毎日8時間勉強すれば来年こそは絶対国立大学に合格できる!お金も通学時間ももったいないし、もう勉強法もわかっているから自宅で勉強しよう!」と意気込んでいる人がいます。

 

人から言われたことをする方が自発的にすることより、圧倒的にやりやすいのは経験上わかっている人も多いでしょう。一時の高揚感で宅浪を選んでしまうことは、失敗への入り口にいると言えるかもしれません。

●予備校に通っても合格できるわけではない

予備校に通ったからといって、志望校に合格できるわけではありません予備校の授業をしっかり消化できた人が合格できる可能性が高くなるのです。

 

集団授業だとさぼってしまうと思っている人は、個別指導や面倒見が良い家庭教師の方が良いでしょう。週に3~4回家庭教師に来てもらったら、毎月10万円近い費用がかかってしまうかもしれませんが、予備校に通っても高額な費用がかかるので、しっかり管理してくれる家庭教師が見つかったらその人にお願いしたほうが確実です。

●Fランより違う大学に入り直した方が良いかも

Fランでも出来ることは色々ありますが環境の悪さから難しい場合が多いため、浪人して他の大学に入り直した方が良いかもしれません。その場合はFランは退学しましょう。Fランを留年して受験も失敗する可能性を考えたら、もったいないということはありません。Fランならいつでも合格できるのですから。

 

浪人してもしっかり勉強しなければ翌年もFランしか合格できないこともあるので、出来るなら管理してくれる人を見つけてその人の言う通りに勉強した方が合格する可能性は高くなるでしょう。

 

Fランよりも絶対に浪人した方が良いということではなく、どちらを選んでも自分次第ということを忘れないでください。

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