北洋大学、北星学園大学、赤字Fラン大学中国化がヤバすぎる件について
北洋大学(旧・苫小牧駒澤大)や、
北星学園大が、巨額の赤字を抱え同じ学校法人の傘下に買収されています。
どちらの大学も北海道の北の果てにあり、経営に対する抜本的対策が取られない、もしくは学校法人のいいなりになった結果経営悪化の一路を辿ったと言えます。今後も続くとみられる、赤字Fランの買収、背景にあるものはなんでしょうか。
買収をかけたのは京都育英館
北洋大学と北星学園大に買収をかけたのは京都育英館(松尾英孝理事長)です。
北洋大学(旧・苫小牧駒澤大)が買収をもちかけられたのが’17年。その時には『付属高校もできれば頂きたい』という話が出たといいます。
令和シングル現在、野球の名門である苫小牧駒澤高校の買収はかろうじて免れています。
しかし苫小牧の隣にある白老町の北海道栄高校を買収しており『栄高校と北洋高校の連携を考えたい』としているのは不安要素です。
大学の形や学部が変わり、通う学生の顔触れ人種が変わってもお構いなしの育英館や経営陣と、長年続いていた学校法人のカラーを大事にする卒業生の間とのくすぶりはあって当然です。
元々この大学、苫小牧市が市の土地15ヘクタールのうち10ヘクタールはタダで譲って、5ヘクタールを学校側に貸していました。
設立資金95億もかかったのですが、市が負担したのは53億と巨額。
敷地蔵書備品も含めると50億の資産がタダ扱いというだけでなく、カリキュラムも建学の精神も全く違う法人にタダ譲渡。では駒澤学園関係者も青天の霹靂だったでしょう。
あっちこっちに出来る、語源学院?
京都育英館といえば、関西語源学院です。
北洋大学開校と同時に、ここって『北洋大学京都キャンパス』に変わってるの気のせいでしょうか。それとも語源学院の中にキャンパス作ったのでしょうか。
本家育英館は日本語検定N1かN2の中国人留学生しか居ません。将来的に赤字Fランに買収もしくは提携をかけるとすれば、学内に『留学生別科』を作り、日本語検定N1に合格させてから、学内に送り出す可能性があります。
育英館も苦労しそうな北海道学園大再建
一方で北星学園大は、’21年度の学生募集をかけたところたったの10人だったそうです。
市から毎年5000万円の補助を貰い、再建計画を具体的に建てるために育英館に指導を仰いだというのが本筋といいます。
北星学園大側は『買収ではない協力だ、誤解がないようにしてほしい』とメディアに発表しているようです。
仮に資本協力と言ったとしても、育英館も手を引きそうです。
育英館は北星学園大の立て直しとして、京都にe-スポーツサテライトキャンパスを立てるそうですが、本家の大学を赤字を立て直すことができるかどうかも疑問です。
サテライトキャンパスは『建てると学生が来るから』という理由で建てるのであり『赤字である本キャンパスの儲けをカバーするため』に建てられるものではありません。育英館も赤字Fランの再建に名乗りをあげるのだとすれば、大学卒業後の自国の民の確実な就職先と不動産の確保してあげることまで考えたほうがよいのではと思います。
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