適性検査『マルコポーロ』は対策を立てられない?どんな特徴がある?

就職適性検査の多くは過去問が出回っていて『この問題が出ればこう答えれば良い』という対策がたてられます。

SPIや玉手箱の他、TAL(タル)の様に、ストレス耐性やコミュニケーション能力を図るものは既に過去問がでています。

令和シングルになり『対策のたてようがない適性検査』がでてきました。それが『マルコポーロ』です。適性検査『マルコポーロ』はどんなものでしょうか。

適性検査マルコポーロは、企業と個人のミスマッチを防ぐ

マルコポーロは、株式会社レイルが作っています。レイルの代表取締役社長・須古勝志さんは元々他の適性検査を作るのに携わっていました。

適性検査を作る上で、個人の特性は判断できても、会社の組織にマッチする人材を図ることが出来ない、就活生とのミスマッチが起こるのは何故かという疑問がわいてきたのです。

知識、学歴、スキル、資格が優れていて適性検査では問題なしと出た人が何故思うような就職先を探せないのか。はたまた内定を辞退したり、就職しても長続きしないのか。適性検査を作る側としては疑問でしょう。


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足かけ7年。須古さんは会社や部署と就活生のミスマッチを防ぐ適性検査。マルコポーロの完成にこぎつけます。

マルコポーロと他の適性検査の違いはどこにあるのでしょうか。

マルコポーロは、Webテストと会場型がある

マルコポーロはWebテストと会場型があります。どちらも選択式151問で、前者はメールアドレスを登録し、受験案内に送信、実施します。

従来の適性検査には、全国の社会人や新卒の模範的解答と比べ合わせ、適性検査受験者の回答の特性を判断していました。マルコポーロは受験者の全国平均値ではなく、個人の特性と組織、会社の双方向分析です。

解答を盛ることができない適性審査

マルコポーロの強みは『解答を盛れない』ので受験者の潜在性が判ることです。


@twitter.com/trustyyle

恣意性に対応するので、質問に対し『こう答えれば就職先に受けがいい』という意志を回答者に働かせないようにします。例えば就職の適性検査で本当は落ち込みやすい繊細さんなのに『一度落ち込むとなかなか回復しない』という質問に対し『はい』と答えないでしょう。

この様な質問内容に対しては、言い方を変えて質問が出てくるのです。それにより回答者が希望する部署や職種が導き出されます。

今までの適性検査では、内定率3~4割と言われていましたが、マルコポーロを使った所で内定率は6割以上に上がったという企業も実際にあります。

正しく評価される適性検査は、これから導入されるべきではないでしょうか。

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