Fラン大生がバカにされる理由
基本的に今の世の中では「Fラン」とえば蔑称として定着してしまっています。
Fランク大生は学校のお勉強が出来なくても入学できるため、「Fラン」というワードはそのような「入試・授業レベルが底辺の大学」、そしてそこに通う「バカ学生」たち、といった意味を持つ言葉として非常にマイナスのイメージを持つ言葉です。
Fランの正確・一般的な定義については → どこからFランク大学?Fラン大の基準3パターン
しかしながら、Fラン生やその卒業生はそのイメージに納得できない人もいるようです。
「Fランにもバカじゃない人はいる」「学力なんてその人の価値に関係しない」「大事なのは自分が幸せかどうかだ」「東大卒のあいつはFラン卒の俺より仕事ができない無能だ」…
要は「俺はバカじゃない、バカにするな」と言いたいのだと思いますが、このようなFラン生の主張は正しいのでしょうか。できるだけ丁寧に、説明を行います。
●「バカ」の定義は2つ、無知なことと考える力がないこと
まずは「Fランはバカかどうか」を考える上で、バカとはどういうことかを考える必要があります。
幸運なことに「バカの壁」及び「まれに見るバカ」の2冊の本でのバカの定義がありました。
大きくバカには2パターンあり、要するに2冊とも「無知なこと」「考える力がないこと」をバカの定義としていました。なお、無知な方は簡単に解消できるのでさほど問題視されず、考える力がないバカは本物のバカだそうです。
したがって、Fラン生やFラン卒業生が無知で考える力がなければバカだと言えます。ただ、無知かどうか、考える力があるかどうかというのはどうやって測れば良いのでしょうか。
●知識及び考える力を測る方法が入試→それを反映したのが学歴
その回答が入試です。社会の大変の人が高校受験、大学受験を行います。多くの試験では偏差値が低いところほど知識、高いところほど考える力を問います。
従って、入学試験の結果Fランにしか入学できなかった人は、まぎれもなく他の人より知識が足りず、考える力がなかったのです。
言い訳のしようもなく、その時点ではバカだったと言って良いでしょう。
●Fランでもバカじゃないのは、Fラン入学後に努力してバカじゃなくなった人
ただし、この議論では、入試で測れるバカさ加減は入試時点での話です。入学後に努力して頭が良くなることは可能です。
従ってFラン入学後に努力をして知識をつけ、考える力をつけ、それが客観的にに証明されていたり、ないしは周りの人から「頭いいね」と思われるようになったのであれば、Fランでも頭が良いと言っても良いでしょう。具体的な努力の方法は当サイトにも掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。
ただし傾向として考えれば、このような事例は非常に少ないと言えます。
Fランの人は努力ができないからFランになった結果がほとんどですし、仮に努力をしたとしても、Fランより上の人も努力をするわけですから、追い抜くためには生半可じゃない努力が必要となります。
また、努力をしようと思っても、具体的に何をすれば良いかわからない人もいます。従って、Fラン界隈でバカでない人は非常に一握りであり、ほとんどのFラン界隈の人は無知で考える力が弱いので、一般論として「Fランはバカじゃない」と言い張るのは非常に無理があると言えます。
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