【総合選抜・推薦対策】口頭試問ってタダの面接じゃないの?口頭試問の対策とは
口頭試問=面接と勘違いしているFラン生が多いと思います。そうではありません。
口頭試問は、受験日に大学に行けば合格すると勘違いしている受験生のミスマッチを防ぐ為面接に取り入れられた質問事項です。
具体的にどのようなものでしょうか。
口頭試問に100%正解はない
最初にお伝えしたいのが、口頭試問に100%正解はないということです。
同じ学部、学科を受験する受験生が当日何十人居たとして、口頭試問の答えは各受験生ごとにバラバラでなければ、おかしいのです。かといって、口頭試問はなんでもいいから適当に受け答えすればいいというのではありません。
かといって、あらかじめカンペを用意して、読み上げても不合格になります。
では、どの様な対策をとれば良いのでしょうか。
口頭試問の具体的な対策
口頭試問で聞かれることは、以下の事柄です。
1:志願する学部、学科に対する基礎知識について説明
2:何故この大学を選んだのか
3:大学に入って具体的にどんなことを学びたいか
受験生自身の物事に関する関心度合い
質問に対する問題提起、解決策、再発防止策を具体的に説明できるか。
という二点が解答面で重要視されます。
口頭試問の過去問や外用がHPに出る大学も
大学によっては、年度最初のオープンキャンパスが始まる前に、
口頭試問の出題方針が前もってHPに掲載される大学もあります。
以下の出題は別府大学の令和5年度(2023年)の口頭試問例です。
国際言語・文化学科
国語、英語、美術の基礎知識を問います。
質問例:指定した文章(現代文または古文)を朗読してください(国語)
指定した英文を朗読してください(英文)。
あなたが興味ある美術系の作家や作品をひとつ取り上げ説明してください(美術)。
この様に、前もって口頭試問の過去問が大学のHPに出るのは、大学側が受験志願者のミスマッチを防ぐという意味合いも込めてです。
口頭試問が設けられた意味は
大学受験に口頭試問が設けられた意味は、受験志願者のミスマッチもありますが、退学者を未然に防ぐという意味合いも込められています。
大学側も、ただ大学に入って卒業すればいいという学生ではなく、やる気のある学生を優先的に合格させたいという意味を込め、口頭試問を設けたのでしょう。
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