相談支援専門員って何?仕事内容、資格所得について解説!

相談支援専門員という資格をご存じでしょうか。

相談支援専門員は、障碍を持つ方が地域サービスを使える様に導く仕事です。資格所得には、医療・福祉系資格と就労経験があると有利なのです。

今回は相談支援専門員の仕事内容、資格所得について解説します。

相談支援専門員って何?

相談支援専門員の仕事内容は多岐に渡ります。

養護学校を卒業する生徒さんの就労支援だけでなく、住居の確保、家族と同居しているが今後の生活が困難な方の計画書の作成、外出困難な方の付き添いがあります。

令和シングル現在、相談支援専門員の需要は増え続け、高齢化社会になる日本では看護婦、介護士以上の需要があると言われています。

相談支援相談員は、サポートする対象が障がい者であること、ケアマネージャーは、介護支援専門員であることという違いがあります。

相談支援専門員になるには実務経験3~10年必要

障がい者や、地域の生活に困っている人の生活計画を立てられる相談支援専門員は、誰もがなれるのではありません。

相談支援専門員初任者研修を受けるのに受講資格があります。医療系、福祉系の資格を持ち、実務経験を積んでいると、比較的早く研修が受けられます。詳しくは以下の図の通りです。

©cdn.job-medley.com/

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相談支援従事者初任者研修は、各都道府県で実施されています。開催日程や実施要領は各自治体のホームページなどをご確認ください。

相談支援専門員の資格は5年おきに更新

相談支援専門員初任者研修は、講義・演習と実習に分かれます。

講義・演習の研修時間は合計で42.5時間(7日間)、加えて約2ヶ月間の実習があります。自治体、都道府県にもよりますが、講義、演習を一日ずつ最初に行い、実習1カ月を繰り返し行う所が多いそうです。

相談支援従事者初任者研修を終えた後、相談支援専門員の資格が得られますが、5年ごとに更新の必要があります。

更新の時の研修は、相談支援従事者現任者研修と呼ばれ、4日間です。更新研修を受けないと資格がはく奪されてしまいます。

相談支援専門員の具体的な仕事は

相談支援専門員の具体的な仕事は、以下の通りです。

  • 基本相談(障がい福祉に関するさまざまな相談)
  • 地域相談(施設や病院を出て暮らせる様に支援)
  • 計画相談(就労困難な方への就労支援にむけて計画書作成)
  • 障害児相談支援

就労支援の施設で働きたいと思った人も、まず相談支援専門員の方に相談して、計画相談書類を書いて貰わないと、就労支援ができないのです。

相談支援専門員に向いている人

相談支援専門員に向いている人は以下の通りです。

  • 医療、福祉関係で5~10年以上働いていた人
  • 今の職場でできることに限界を感じている人
  • 計画性や責任感がある人
  • どんなブラック企業の業務にも耐えられた人
  • 現場主義な人
  • 人の話を咀嚼して聞ける人


いかがでしたでしょうか。
ケアマネージャーとまた違う仕事である相談支援専門員。支援施設の数はあっても、相談員さんの数は全く足らない状態です。地域によっては全く居ない所もあります。是非資格所得にチャレンジしてはいかがでしょうか。

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