ガクチカない!ガクチカ聞かない企業ってあるの?

新卒採用の面接で『学生時代に力をいれたこと(ガクチカ)』を聞くのは定番化しています。
近年ではガクチカ作成ツールに年度を入力し、質問に答えるだけでガクチカを作ることも可能になりました。

それでも『盛った』ガクチカは見抜かれてしまいますし、最終選考で落とされる危険性もあります。


@twitter.com/hyakunichigon

コロナが5類になった現在、留学できあかった、大学のサークル活動ができなかったという理由は通用しません。

そんな中、あえてガクチカを聞かない新卒面接を採用している企業はどこでしょうか。

ガクチカを聞かない大手2社

ガクチカを聞かない大手2社は以下の通りです

パルコ(PARCO)
日立製作所

日立製作所は、コロナ禍で大学のサークル活動が制限された学生が増え、コロナ禍の面接がオンラインになったことがきっかけでした。パルコは、入社後はイベント企画などのプロデュース力が求められるので、ガクチカが直接結びつかないということが発覚したのです。

パルコがガクチカの代わりに採用したのは、『とっておきの写真』を掲載してもらい、そのエピソードを書くこと。大学で頑張った事や達成できた事に的を絞ると、それが業務に活かされない、採用する人物そのものを深堀できないという点で、内容を変えたそうです。

@twitter.com/careertasu

日立製作所は、ガクチカの代わりに『在学3年間で価値観に変化のあった出来事』について就活生に聞くといいます。その上で希望する職種とのマッチングを図るため、会社でどの様な課題解決ができるか、自分の強みを活かせるか5分プレゼンをしてもらうという形に変わります。

5社に1社はガクチカではなく自己アピール型に

学情の’24年度調査によると、就職に不安を抱えている就活生は8割以上、その前年の’22年は『ガクチカ盛ったことがある』と答えた学生は6割。これらを踏まえ、企業側も、5社に1社が『企業マッチング型』もしくは『自己アピール型』の面接に変わる傾向にあります。


@twitter.com/Hahahayunosuke
企業側が求めているのは、価値観や考え方が自社に相応しい人です。貴方が『この会社を踏み台にして起業したい』と面接をうけても向こうが『3年で辞める使い物にならない人材は要らない』と思っていればミスマッチになります。

自己アピール型の面接が増えるというのは、就活生が自分がどの様な転職をしたいか、10年後の未来を考える面接法です。

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