大阪観光大学って民事再生法適応したFランですか？
大阪観光大学は、日本唯一の観光専門大学ですがFランではありません。
偏差値40の『日東駒専以下の世間的Fラン』になります。
関西で言うならば産近甲龍どころか摂神追桃以下のFラン扱いです。
大阪の人でも『その大学ってどこにあるの？』という程知名度が低かったこの大学。とある不祥事で有名になってしまいました。
大阪観光大学は中国・ベトナムからの留学生まみれ？
大阪観光大学は阪和線・日根野駅から徒歩20分の所にある観光、ホテル業、語学を中心に学ぶ大学です。
学部は観光学部と国際学部の2つがあります。
観光やホテル業を学ぼうと考えていて、専門学校でなく、大学卒の肩書が欲しいFラン生にむいている大学です。
学生の半分を中国とベトナムからの留学生が占めているからか、留学生が理解できる簡単な日本語で講義が進められます。その為難しい日本語を喋る座学はあまりありません。
いい教授もいますが地雷にあたるととんでもない事になります。
Fランあるあるですが、マイクを使ってボソボソ聞こえない声で喋って自己完結する教授や講師もいるので要注意です。
その代わり卒論を書く必要のないゼミもあれば、出席さえしていれば単位のとれるものもあります。
大阪観光大学の入試要項は？
大阪観光大学の入試要項は以下の動画の通りになります。
各学部の募集人数の詳細は以下の通りで、少人数制である事が判ります。
観光学部募集人数
- 学校推薦型選抜：40名
- 総合型選抜：40名
- 一般選抜：20名
- 外国人留学生選抜：30名
合計 130名(この他、編入学若干名）
国際交流学部募集人数
- 学校推薦型選抜：20名
- 総合型選抜：15名
- 一般選抜：10名
- 外国人留学生選抜：15名
合計60名
専願入学で初年度入学割引も
大阪観光大学は総合選抜専願入学をすると初年度授業料130万（諸経費込）が80万に減額になる奨学生制度が適応されます。
新型コロナで経済状況が苦しいFラン生にとって朗報ではないでしょうか。
学生全入の令和の時代。Fラン予備軍にそこまでサービスする理由はどこにあるのでしょうか。
森友真っ青！土地転がし横領、民事再生の元理事長って？
民事再生を受けた学校法人と言えば森友学園ですが、関西で民事再生を受けた学校法人といえば、大阪観光大学を運営する学校法人・明浄学園なのです。
大阪観光大学は、大阪の田舎に建っていますが、系列の明浄学園高等学校は、あべのハルカスの近くの一等地にあります。
’16年から副理事に就いた大橋氏は、ここを売り払ってタワマンでも建てようかと土地ころがしに出たのですが、業務上横領により5年半の有罪となったのです。
学生にはもちろん何の罪もなく、学生の中には『僕たちの学費が土地ころがしに使われていたのか』と愕然とする人もいたそうです。前理事長の評判は学内でも悪く、まともな教授もやめていきました。
問題となった前理事長が有罪となったのが、’21年1月です。
これから大阪観光大学はどう変わるのでしょうか。
課題は学内のインフラ整備？
大阪観光大学に残された課題は、普通の大学では当たり前と言われているインフラ整備です。
阪和線・泉佐野と日根野からスクールバスが出ていますが有料というのはいただけません。学生から料金を取るのであれば無料にするのが筋でしょう。
学内のPCやスキャナー、プリンターなどが機能しないどころか、酷い時には夏場冷房が効かない部屋があるというのは1970年代の国鉄の車両並の待遇の悪さです。
これでは空調とネット慣れしたFラン生は来てくれません。
大学の図書館を学生以外に解放している事は良い事ですが、それ以外にも大学として整える環境は山積みなのではないでしょうか。
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