親はなぜ『Fランでもいいから大学へ池』というのですか?親の事情を知りたいです
以前自分の手塩にかけた子供を無名Fラン大学に学費を払い通わせる親の本音を、アップさせて頂きました。
どんなに子供が可愛くても、学費もそれなりにかかる私立Fランに通わせるのは、親は気がひけます。留年でもされた日には、親の負担は計り知れません。
なのになぜ親は『Fランでもいいから大学に行け』というのでしょうか。
子供の目で冷静に考えてみると、将来就く職業次第では専門学校に行った方が良いのではと思うような大学もあります。
無名でもいいから子供に大学に行って欲しいという親の本音をのぞいてみました。
・共通一次で苦しんだ世代は、無名の大学でも意味があると思ってる
無名のFランでも合格して、とりあえず4年間通って卒業して欲しいと思う親は、受験で苦しんだ世代です。
Fラン出身者の20代もしくは、Fランでもよいから大学にいけとせっつく親は、’60年台後半~’70年代後半に生まれた人たちです。
横並びで教育がスタートし、親が共働きでも専業主婦でも助け合うという、恵まれた環境で育った最後の世代です。
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彼、彼女らの世代は、国公立に行くために共通一次試験を受けていた世代でした。国公立を受ける学力がない人は、私立一本に的を絞り、スベれば、浪人しなくてはいけなかったのです。
何故なら一次試験より二次試験は合格枠が少ない上、難しく、まぐれでも受からない枠とされていました。今でいう所の『センター試験を採用しない私立に一発で合格しよう』と思うような自殺行為です。
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四大は、このようなシステムで浪人生が毎年溜まり、倍率が毎年激しくなったので、親世代は現役で合格し、就職する事が何よりのステータスとなりました。
では、『Fランでもいいから通え』という母親の言い分の裏側に隠されたものはなんでしょうか。
・Fランを作る土壌は、Fラン生の親世代からあった!
母親の場合ですと、少し事情が違います。
母親が『中学から大学まで私立一貫校に行っていた』となると、一見『どんなお嬢様』だと思うかもしれませんが、現実は違ったのです。
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この世代、蓋をあけると『アホな娘をもつ親が心配して、AO入試よりも、かったるい内部推薦入試でエスカレーター式に、財力に任せて中学から大学まで上がれる学校にブチこんだ』のが判ります。
特にバブル世代と呼ばれる母親に顕著にみられる傾向で自分は親に私立一貫校に通わせて貰い、楽をした後で専業主婦もしくは、週2、3回のお気楽パートのくせに、Fランに通う息子や娘には『大学に通わせて、学費の元を取らせるために公務員にでもさせればFラン出身者でもなんとかなる』とのたまうのです。
親が『Fランでもいいから大学にいけ』という場合、その裏には、親がFラン同然のエスカレーター方式学生生活をバブル時代に送った上、就職活動もロクにせず就職できたか、専業主婦になった可能性があります。
そんな親にケンカを売るぐらいなら、親と全く違う生き方をしている苦労人と話をすれば、Fラン出身者でも人間的に認められるでしょう。
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