Fラン公立化すると入試むずかしくなりますか?税金高くなりますか?
大学昨今の問題となっているのが大学公立の急増化です。Fランは免れませんが、急増中の専門職大学もFラン化は免れないのではないでしょうか。
Fランは何故公立化という最終手段にすがろうとするのか検証したいと思います。
どうして大学は公立化しなかったの?
Fランが公立化しなかったかという話以前に、平成末期~令和にかけて急増した私立大学公立化現象についてについて説明します。何故今まで大学が公立化しなかったのでしょうか。主に以下の事柄が考えられます。
- 大学誘致は学校法人を作る私立が原則だった
- 公立大学は長い間1県1大学という規定があった
- 私立大は学生募集という観点から立地を都心部を選んでいた
- ビルの一角、へき地というサテライトキャンパスは昔はなかった
- そもそも学生の絶対数がこんなに少なくなかった
- 付属中学、高校がある学校法人は大学経営は左うちわだった
税金を投入してまで大学を救済する必要はなかったのです。
’00年あたりまで大学は『作ればもうかる金のなる木』と思われていて大学誘致はどんなFランであっても盛んにおこなわれてました。そのツケが回ってきただけのことです。
ツケを税金で回収しようとしているのか、そうなのです。
助成金よりも運営費交付金が欲しい大学
困った話ですが、学生の絶対数が減った大学や経営に行き詰った大学が私学助成金に頼れないからとすがったのが地方自治体なのです。
地方自治体に運営交付金還付をすがり、大学公立化のプランを練り、大学をとりあえず黒字にして存続させるのが公立化の狙いです。
大学を公立化させる為の運営費交付金は、私たちが納めている税金から捻出されるのですから、当然税金は無意味に上がりますし、税金で大学を片っ端から救済する必要があるかと言われると疑問ですね。
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