転職エージェントの費用は高い?Fランに中小企業・公務員採用が多いのと関係してる?

学生が使う分には無料の転職エージェント。
企業側は有料で就活生・転職者が内定すると一定の料金を払うビジネスになっています。

転職エージェントのからくりを知っていると、職選び放題の有能な転職者ほど、転職エージェントを使わなくなります。


@twitter.com/paddy_joy

在学中に起業した学生であれば、逆指名サイトに自身のプロフィールを記載しておけば、内定を貰えます。

今回は、転職エージェントのからくりと、
Fランに中小企業・公務員採用が多い仕組みを解説します。

転職エージェントは手数料ビジネス

転職エージェントは儲かる仕組みは手数料です。
英会話学校、各種資格所得スクールも同じで、3割の成功報酬を貰います。

転職エージェントの場合は、内定者の年収が300万なら、3割~3.5割の成功報酬を企業から受け取ります。
企業からしてみれば『1人内定したのに、初年度は400万払う』ことになりますね。

転職エージェントは、内定を出しやすい会社を大量に用意し、成功報酬をコンスタンスに受け取れるようにしています。
その為、就活生に内定承諾を強要してくることもあるのです。


@twitter.com/tsukapon127

日本には24000社もの転職エージェントがあります。
電車の広告やネット動画で見かけるエージェントは、ごく一部の大手なのです。

就活生・転職者が転職エージェントから手数料を取られないのはなぜ

就活生・転職者が転職エージェントから手数料を取られないのは、法律で定められているからです。

職業安定法・第三十二の三
有料職業紹介業者は、前項の規定に関わらず、求職者から手数料を徴収してはならない。

就活生や転職者からお金を貰えないとなると、エージェントは会社から広告費という名目で、お金を貰わないとビジネスが成り立ちません。

ではFラン就職課に来るのはなぜ地元中小企業、公務員、自治体が多いのでしょうか。

就職エージェントにお金を払わないで済む?

Fラン就職課も学生の就職サポートはします。学生の就職内定の為には、ある程度動いてくれます。
しかし極力お金はかけられないのです。大学側に予算がないので仕方ありません。

地方のFランだと、地元の中小企業、自治体に支えられて成り立っている大学が殆どなので、
ハローワークや地元の企業、病院、自治体から就職情報を貰っているのが実情です。

この辺りだと就活生に内定を出しても、大学側も企業もお金を払わなくて済むので懐は痛みません。

こども教育の保育科のある大学や、看護大、管理栄養士、調理師の資格を所得させる大学は、この辺りをよく把握しています。
卒業生を地元でどこでも職につけるようにしているのです。

転職エージェントから不採用と通知がきたのに採用になったら

こんなケースはないかもしれませんが、転職エージェントから不採用と通知がきたのに、後々になって企業から直々に採用通知がくることもります。

これは企業側が危ないこともあります。
転職エージェントにマージンをはらうこともケチる会社です。

入社したい会社には、インターンで行くよりバイトで潜り込んだ方が、職場の悪い面も判るので、就活前にお勧めしたいのですが、それもままならない場合は、断ることも選択枝にいれましょう。

そのまま企業の採用に応じると、登録した転職エージェントのブラックリストにのる危険性もありますので、注意しましょう。

いかがでしたでしょうか。
転職エージェントや、スキマバイトアプリは便利ですが、ある程度距離をとって、余計な勧誘には乗らないようにしましょう。

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