ESが通らない!エントリーシートで足切りされるFランク大学の現状


●Fラン大生の最大の壁!就職活動の第一関門「エントリーシート」とは?まずはFラン大生が苦労する理由を把握!

まずは一般的な就職活動のステップを確認していきましょう。

【一般企業への内定までのフロー】
①エントリーシート(通称ES)の提出
②Webテスト受験
③グループディスカッション(ない場合も多い)
④面接

従って、Fラン大学生が就職活動で経験することになる最初の関門は、エントリーシートでの書類選考突破になります。

エントリーシートについて簡単に説明しておきましょう。

 

エントリーシート(通称ES)は、自分の経歴紹介シートのようなものです。履歴書に書く様な自己プロフィールに加えて、自分の過去の経験を書く欄があります。

 

この欄は会社によって書く事が指示されます。例えば「あなたが大学時代頑張ってきた事を教えてください(400字)」「あなたが人を巻き込んで成功を収めてきた経験を記載してください(200字)」といったような感じです。

 

これを利用して、企業の人事部は書類選考を行います。

 

上場企業のような大企業では入社希望者数だけで何万という数になることもあるため、これだけの学生に対し直接面接をするのは難しいのです。そのため企業の視点からすれば、エントリーシートで第一段階選抜を行うことで面接数を減らす意味合いがあります。

 

もちろん、小さな規模の会社では入社の応募をしてきた学生に対してひとりひとり面接することもありますが、Fラン大生が就活で成功したと言えるのは大企業に入った場合か公務員になる場合が多いと思いますので、ここではその想定で書かせて頂きます。

●Fラン大生のエントリーシートは見もせずに捨てられる

しかしながら、Fラン大学生にとってはこのエントリーシートでの選考に通過することが最も難しいステップかもしれません。

 

なぜなら、Fラン大生のエントリーシートは「足切り」されてしまうことが多いからです。

 

考えても見てください。企業の採用担当者の目的は、可能な限り少ない労力と時間で多くの優秀な学生を採用する事です。

 

そこに1万通ものエントリーシートが来たとしましょう。あなたが採用担当者ならどうしますか?一通一通何百字、何千字もの学生の経験談を1万回も読みますか?

 

そうではないですよね。企業の採用担当者は、まずは学力レベルの低い大学のエントリーシートをシュレッダーに掛けます。当然人気企業であればあるほど、Fランの学生のエントリーシートはゴミ箱行きの可能性は高くなります。

えっ?Fランでも優秀な学生もいるはずなのにおかしいって?

 

冷静に考えてみてください。例えば大人気外資系コンサルティング企業のマッキンゼージャパンを例にしましょう。毎年の採用者は多くて10人程度です。エントリーシートは毎年3万通近く来るといいます。最も効率の良い優秀な学生選別方法はなんでしょうか?

 

そうです。Fランの中から優秀な学生を探すより、東大京大一橋東工大慶應早稲田の各大学に絞って優秀な学生がいるかどうかを探した方が圧倒的に効率が良い(実際にマッキンゼーでは東大京大一橋慶應早稲田以外の学生はESで足切りされるようです)。費用対効果の効果の問題です。

 

もちろん、マッキンゼーほど極端なトップ企業でなくとも、東証一部上場のようなトップ企業は少なからず「足切り」行為を行っています。そして足切りがある限り、Fラン大学生は自動的に落とされる対象と決まっているのです。

 

もちろん、学歴だけでその人の人間性や社会人としての特性を見抜くことはできません。書面上には現れることのない、その人独自の良さというものは誰しも持ち合わせています。しかしFラン大生だというだけでそれを示す場を与えてもらえないのです。

●じゃあFラン大生でも大企業に入るにはどうしたらよいの?

はっきり言って、企業が大学名だけで足切り行為を行っているのはあなたにはどうする事も出来ない事実です。であれば、あなたに出来るのは、どうやったらその条件の下でどうやったら上手くいくかを考えるだけです。

・自分のプロフィールを足切りされないものに変える
・足切りをされない有名企業を片っ端から洗い出してリスト化し、全て応募する
・インターンシップからの応募など、通常とは違うルートで入社する

具体的解決策は幾つかあります。こちらの記事なども参考にしてください。

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