【模試E判定】E判定は全体の6割?逆転のコツは
大学出願、志望校絞り込み決め手になるのが全国模試の結果です。模試の結果でE判定が出ると『もうFランしかないのか』と思いますね。
今回は模試E判定を以下の点に的を絞って解説させて頂きます。
- 模試E判定は、どれぐらいの割合いるのか
- 模試E判定で逆転可能のはどの時期、レベル?
- 河合塾、ベネッセ、駿台なぜ模試のランクが違う
- E判定逆転最低限守るべき4箇条
最後まで、ご覧いただけると幸いです。
模試E判定は全体の6割
全国模試の判定は、河合塾を例に挙げると正式名は『合格可能性評価』になっています。判定結果から見る志望校合格率は以下の通りです。
- A判定:合格率8割(受験生の5%~10%)
- B判定:合格率6.5割(受験生の10~15%)
- C判定:合格率5割(受験生の2割)
- D判定合格率3.5割(受験生の2割)
というのが河合塾が算出した毎年平均の数値になっています。ですがE判定のみ、合格率2割以下。しかも受験生の6割という多さは異常ではないでしょうか。
ベネッセと河合塾模試の結果が違う理由
『ベネッセはC判定だったけど、河合塾はE判定になった』という話があります。三大模試の中で、最も簡単と言われるベネッセに焦点を当てていては、E判定からの逆転はありません。
ベネッセは専門学校生も受験する模試ですので、難易度が異なります。
駿台模試はその点、国公立難関を目指す生徒から、共通テスト直前までの対策が練られ、受験方式も幅広く、きめ細かい対策が練られているのが特徴です。
模試でE判定が出た時にやるべき4箇条
模試E判定が出た時にやるべきことは以下の4箇条です。逆転できるのは、夏休み前に受けた模試であること、河合塾判定で成績上Dに近いEであることが条件です。
- 志望校の過去問を解く(OCに行けば貰える)
- 受験科目の基礎固めをする
- 生活習慣、志望校決定など優先順位を決める
- 模試でどこが出来なかったのか、できるようにする
模試でE判定がでる理由のひとつに、主要教科の基礎が全く判らない可能性があります。基礎ができなければ応用問題、文章問題、要約引用は解けません。
共通テストだけでなく一般選抜でも思考力を問われる問題が出題される様になっています。各教科の基礎固めは必要です。
A判定が出る人は、どうやって勉強してるの
A判定が出る人は模試を受ける前に、勉強や生活の優先順位をつけています。
志望校を定め、勉強法が定まり、大学で何をするべきか、卒業後にどんなことをしたいかが定まっている生徒はA判定をもらえます。駿台模試がきめ細かく用途別に分類されているのは、このためです。
『どの大学を選んでいいか判らないけど模試うけた』という受験生はE判定になるでしょう。後は、模試の結果で自身の立ち位置を見直し、できなかった問題を見直す必要があります。
E判定の模試は復習してこそ逆転ができる
E判定模試は、復習してこそ逆転可能です。結果に向き合うポイントは以下の通りです。
- 時間がたりなかった(時間配分ミス)
- 見落とし、計算ミスがあった
- 語彙不足で文意がつかめなかった
- 公式を思い出せなかった
これらは最低限見直して欲しい所です。模試だけでなく、普段の小テストで見直す習慣をつけるだけで模試判定結果があがります。
いかがでしたでしょうか。
夏休み前の模試でE判定になったとしても志望校を諦めることはありません。翌年の一般選抜A日程にむけて勉強計画を立てれば良いのです。
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