ショーシューリキーCM作った人って高校の成績ビリだったんですか?


消臭力はFラン生から東大生まで知ってる知名度抜群のCMで有名です。

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高校の成績がビリ同然で、あわやFラン行だった人が消臭力のCMを作った
と言えば驚きです。

頭賢い人が後の世に残るヒットを生み出せるのではない逆転劇を説明します。

ショーシューリキーを作った人は広告に興味がなかった!

ショーシューリキーのCMを作った人は7年前、エステーの広告部に在籍していた鹿毛さんという方です。

’21年現在はエステーから独立されていますが、エステーに入社する気もなければ、大学在籍時は

『広告って何?喰えるの?』と思っていたそうなのです。

鹿毛さんは二浪した末に猛勉強して早稲田商学部に入学しましたが、現役合格した学生は地頭の良い人たちばかり。遊んでいても単位が取れる人で焦ったと言います。

そんな鹿毛さんに『広告って面白いよ』と教えてくれたのがゼミだったのです。どんなゼミだったのでしょうか。

企業とタッグを組む販売戦略が成功体験に繋がった

鹿毛さんが早稲田で選んだのは元電通の亀井昭宏さんの広告ゼミです。マーケティングや広告論で有名な方ですね。

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今でこそ、どの学部でも企業と組んで商品開発をしたり地域の商店街とコラボして町おこしに参加するのは
当たり前になっていますが、その先駆けとなったのが亀井さんです。


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鹿毛さんも後に入社する雪印とマーガリンの販売戦略を考えるなど学生の時に販売から広告、マーケティングを考え、広告の面白さに出逢う事になりました。

400人スキーツアー客を集めてこいとムチャぶりをされた

鹿毛さんを広告マンとして育てたのは広告ゼミの時にやったムチャぶりではないでしょうか。

鹿毛さんは4回生の時にゼミの友達に

『400人のスキー客を集めてくれば200万儲かる。旅館には話をつけてあるから。』と話を持ち掛けられ、スキーをやった事もないのに、乗ってしまったというのです。

40人でも無謀ですね。

鹿毛さんはゼミでツテのあった雪印に当時雪印がライセンス契約を持っていたスポーツドリンク・ゲータレードの冬季需要を開拓しましょうと協賛を持ち掛けスキー客を集めようと尽力しました。

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それでも200人しかスキー客は集まらず、旅館に平謝りする羽目に。

消臭力のCMを作った時は広告部に7人しか居なかった!

大学は実力以上の事が出来るオモチャ箱で、実験の場だと鹿毛さんは語ります。

例え入学前の成績が全然振るわなくても周りに恵まれていれば挽回のチャンスがあるのは、鹿毛さんが良い例ではないでしょうか。

ちなみにエステーの広告費は業界規模で言えば200位以下の中の下です。
消臭力のCMが作られた当時は東日本大震災が起きた頃。誰一人として業界に期待をかけていなかったのか、広告部門の人員はわずか7人だったそうです。

それでも’21年現在20歳になったミゲル君の事は覚えていて、CMの影響度はトップ10に残るのですから、どの大学に入ろうと、成績が振るわなかろうと、後から逆転は可能である事は鹿毛さんが教えてくれますね。

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