南九州大学はFランじゃない！東京農大と併願される大学になってるらしい…

南九州大学は宮崎市霧島にある造園・園芸で有名な私学です。
造園・園芸を学べる環境園芸学科に関しては県外から受験する生徒が多く東京農大か南九州大学か迷ったという学生も居ます。

偏差値や共通テスト、一般選抜の点数では判らないことを証明した南九州大学は
『実施で役立つことを学ばせる＝ジツガク』をポリシーにし、学生を送り出しています。

南九州大学は造園・園芸に特化した大学だった

南九州大学は’67年（昭和42年）宮崎県高鍋町に園芸と造園のスペシャリストを育てる四年制大学として開学しました。
県内初の四年生大学、しかも造園、園芸に特化した理由で考えられるのは、宮崎県は農産物生産量が第五位であることです。

’02年（平成14年）に大幅に学部構成の見直しを行い、現在の学部構成となりました。

南九州大学の学部構成

南九州大学の学部構成は以下の通りになります。

環境園芸学部・環境園芸学科（定員130人）

園芸分野（園芸生産環境専攻・植物バイオ育種専攻）

造園学分野（造園緑地専攻・花、ガーデニング専攻）

自然環境分野・自然環境専攻

健康栄養学部・（定員80名）

管理栄養学科

食品開発科学学科

人間発達学部・子ども教育学科（定員50名）

ハサップの所得だけでなく食品開発販売に携われるのは就職につながるので良いですね。

どの学部も実習が多く、農業専門学校、大学校で学べない教養、生物学が学べるのが南九州大学の良いところです。
環境園芸学部では造園施工管理技士1級、測量士補が所得できます。

2年からそれぞれの専攻に入り3年からゼミに入りますが、研究室次第では毎日通学しなければいけないので、ゼミ選びはOP時から
念入りに調査しましょう。

南九州大学の入試概要

南九州大学の入試概要は以下の通りです。
環＝環境園芸学部、人＝人間発達学部、管＝健康栄養学部・管理栄養学科、
食＝健康科学部・食品開発科学学科、横の数字は合格定員です。

合格定員や入試概要などは令和5年現在のものですので目安として考えて下さい。
検定料は35000円です。

学校推薦型選抜Ⅰ（環50、人30、管30、食15)
学校推薦型選抜Ⅱ（環15、人10、管25　食15)
一般選抜Ⅰ（環25、人15、管11、食5)
一般選抜Ⅱ（環5、他若干名）
総合型選抜Ⅰ～Ⅴ（環20、人10、管8、食10）
共通テスト

学校推薦は、小論文（60分600文字・管理栄養は800文字）と調査書、面接。
11月出願、指定校、公募共々専願です。

一般選抜は、国語（国語総合）、コミュニケーション英語、数Ⅰ、理科（生物、化学）、
生物基礎、化学基礎から2科目を選んで受験です。

8月下旬に過去問配布

南九州大学では8月下旬に過去問を配布しています。大学に問い合わせてみましょう。
進学ガイダンスは4～6月まで宮崎、福岡、大分、佐賀、長崎、沖縄（4月のみ）で開催されています。

OPは6~8月に開催されます。LINEの個別相談も受け付けています。

南九州大学のデメリットは

南九州大学のデメリットは、偏差値の低さにツラれて入学してきた人には何のメリットもないことです。
音大、芸大もそうですが特殊なことを学ぶ大学は偏差値で測れないものがあります。

資格としては教員免許も取れますが、教員をめざす人以外は、やる気のない学生さんは気が付いたら消えている
というケースもあるそうです。