鈴鹿大学ってFランなのに起業出来るんですか?


鈴鹿大学はBFのFランです。地方の無名のFランだった鈴鹿大学の名前を全国区にしたのは学生が地方ベンチャーを立ち上げ本を出したからです。

この本を読んだFラン生は『鈴鹿大学みたいなFランに入ったらユルく企業出来て、将来安定出来る』と思うのではないでしょうか。

鈴鹿大学の学生全員がそうではないのです。

学部で学べることが被ってる?

鈴鹿大学は、三重県鈴鹿市と津市の境目にあります。


大正末期に創立したタイピスト養成学校を母体にしていて、’94年に鈴鹿国際大学として開校しました。
その後、学部再編成、法人分割を経て’15年に現在の鈴鹿大学となりました。

現在の学部構成は以下の通りです。

・国際地域学部 国際地域学科:国際コース、地域コース(観光ビジネス、ビジネスコース)
・こども教育学部:こども教育学科(幼児教育課学、養護教育学)
・国際人間科学部 国際学科(ビジネスマネジメネント、多文化共生)

所得出来る資格は、総合旅行業務取扱管理者(国家資格)、通訳ガイド.
スポーツ指導員、中高年労働診断士、ビジネスですとファイナンシャルプランナーです。

過去に増設した学部を統合しているせいか、学部で所得出来る資格が被っています

スポーツ推薦とネパール人が多い大学ってマジなの?

鈴鹿大学はFランあるあるで留学生を多く受け入れています。
入試制度でも留学生を優遇する『特別選抜』や『編入学制度』を積極的に取り入れており、日本語能力と小論文を重視しています。

留学生はネパール人が多くバイトを優先し、バイトがある日は講義に出席してこない生徒もいるそうです。

体育館の中にあるトレーニング室は野球部によって私物化されています。
ツブれかけの場末のフィットネスクラブの様な雰囲気ですね。

いい先生は、すぐどこかの大学に転勤になってしまうか客員教授として呼ばれてしまうので、ゼミで捕まえなければいけないと生徒も必至。

就職は自分の意見を押し付ける担当者が多く、大手企業に就職出来るケースはレア。鈴鹿大学でベンチャーを起こした学生の本は『いい教授を見つけた生徒の成功話』なのです。

株式会社鈴りん探偵社って何?

いい教授を見つけたラッキーな生徒の成功話が国際人間学部・高見啓一准教授率いるゼミ生徒12人が起こした学生ベンチャー『鈴りん探偵社』でした。

准教授が元手100万を投資し、ゼミの学生たちが経営をしたもので’19年にはアマゾンの起業書籍ランキングトップ10に上り詰めたのです

高見准教授はFラン生を相手に経営に取り組むことをこう言いました。

Fラン生は、楽しいコトはやりたいが、勉強はしたくない
スマホはしたい生徒を引き込む
経営らしさを出すのは最低限
コンセプトと人材は必要
世に出す為に足りないものは専門家に頼る

これらを原則にし手掛けた『鈴りん探偵社』が手掛けたプロジェクトは、翻訳、ミステリーショッパー、お店の企画など様々。

地域に根差したものが殆どで、’20年現在は京都・烏丸にも支店を出しています。
シビアな目を持つ京都人の目をクリアできるかどうか、Fラン生に新たな試練が待っているのです。

©onsuku.jp
高見氏は東京都出身。
公務員を経て何度か起業した後、中小企業診断士の資格を所得後、コンサルタントに。
が、実社会に出ると『知識だけでは役にたたない』と思い鈴鹿大の准教授の道を選んだと言います。

資格を実践的に生かす著作『戦う商業高校生』は販売士資格所得者にとって判りやすい本ですね。

そんな高見氏はオンスクjpで『ノンストレスでたのしく生きる』講座を開き、
『答えのない問題に取り組む所』が大学だと言っています。

鈴鹿大学のゼミの成功例は、生徒と教授の相性が引き出したものではないでしょうか。

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