【10月の勝者】Fラン生必読!面接以外で採用を決める決定打はSNSにあった?

有名企業から町工場まで採用したい学生は『ウソ偽りがなく正直な人』です。

面接で学生の素性を見抜くのが難しくなった結果意味不明な図形が出てくる就職適性検査が出題され、適性検査専用問題集も出版されました。

学歴フィルターを逃れ足切りを防ぐ方法もあります。

学生があの手この手で『10月の勝者』ならぬ本命の内定を手にしようとするその時、企業側が学生の素性を見抜き内定寸前で内定取り消しにするとすれば、何が原因でしょうか。

面接好印象でもSNSの裏垢まで調べる企業

企業が就職希望者の匿名で使うSNSの裏垢を探りその投稿内容次第で内定を取り消す企業があるのは事実です。

『ネットの履歴書』(ソルナ)は大手コンサル会社『武蔵野』の採用部門の調査も引き受けています。

武蔵野が調査会社に就職希望者の調査を依頼するきっかけとなったのは、
’19年にツイッターに投稿されたくら寿司のバイトテロがきっかけでした。

企業の言い分によると、面接が好印象で評価の高い人たちが裏で何をしているか判らないからというのです。

これらの人たちを内定直前ではじき出す企業の対策として取られたのが、業者を雇っての就活生裏垢チェックです。

調査会社っていくらかかるの?

会社が調査会社を雇うにかかる経費は年間平均1000万以上。就活生1人に換算すると15000~16000円になると言われます。

元々企業トラブルの相談に詳しい探偵業者やコンサルが依頼されるケースが多く、依頼元は金融関係、IT、保険、医療機関が中心です。

『企業情報センター』の様に、オープンソースの情報から学生を足切りする手法が炎上したケースもあるので、一概に信用できるとも言えません。

企業がチェックする裏垢のポイントは?

企業がチェックする就活生の裏垢は以下の事柄が挙げられます。

  • 特定の人のブログのイイネの履歴とHNから判断
  • バイト先、大学の実名入り投稿
  • 副業(健康食品、美容系特に)
  • 反社会性のあるもの

アメブロも全く投稿のない人がイイネがつける事がありますが、その人のHNとイイネをつけている履歴から素性が暴かれる事は多いにあります。

よほどの事でない限り実害はない

企業の学生調査は、よほどやましい事をしない限り実害はないケースがほとんどです。

現在では職業安定法と、厚生労働省の指針によって就職時の適正能力に応じた採用をするようになっていますが、これらの調査会社は『採用のミスマッチを防ぐ』目的で雇われています。

学生でも社会人でも見られたくない発言はありますね。そうした場合は、リアルの友人と全く接点がないネット上の友人とだけつながるアカウントを持って書き込むことが無難です。

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