ノースアジア大学って明桜高校行けば入れますよね?

秋田にあるノースアジア大学は東北では公務員や地方企業への就職が強いFランとして知られています。

ノースアジア大学は公務員や地方企業への就職が強く授業料が安いFランとなれば安定志向が進む受験生の人気が高くなるのではないでしょうか。

ノースアジア大学って?

ノースアジア大は戦後、秋田短期大学として発足し、昭和30年代に経済学部の単科大学として再編成しました。

ノースアジア大学のキャンパスはJR秋田駅から3km離れた所にあり、同じ敷地内に付属高校の明桜高校があります。

©nau.ac.jp

JR秋田駅から歩くのは遠いので、学生は平日は無料のスクールバスを利用して通学しています。

学部構成は経済学部と法学部があり、どちらも地方企業の就職、人材育成に的を絞った学部・シラバス構成になっています。

ノースアジア大学の就職率は全国ベスト3

ノースアジア大学の強みは就職に強いことです。

特に経済学部は『AERA MOOK 就職力で選ぶ大学2020(朝日新聞出版)』の学部別実就職率ランキング(商・経営・経済学部)で5年連続でトップになっています。

©nau.ac.jp

就職先を見ますと公務員を中心にJA、地場産業、地元企業が多くインターンシップでもこれらの企業が協力している事が判ります。

就職に欠かせない資格所得に力をいれるべくノースアジア大は’07年に国家試験対策センターを設立。学生は無料で利用する事ができ、試験対策をマンツーマンで教わるだけでなく、就職面接相談、身だしなみ相談も受ける事が可能です。

Fランというとバイト先に流れる形で派遣社員になり、だらだらと就職というイメージがありますが、ノースアジア大は、就職=安定を目指している事が大学の方針からうかがえます。

では学部構成は具体的にどの様になっているのでしょうか。

キャリア育成別に選べる学部構成

ノースアジア大の学部構成はキャリア別に選ぶ事が出来ます。ゼミも1年単位で変わり、最初に受けた講師との相性があわなければ次年度に変えればよい事になっています。

ノースアジア大学の学部構成は以下の通りです。

経済学部・経済学科

  • 公務員コース
  • 金融コース
  • 国際ビジネス・マネジメント

法学部・法律学科

  • 法律コース
  • 行政コース
  • 企業法務コース

法学部・観光学科

    • 国際コース
    • 観光コース

法学部の中に何故観光学科があるのかが判らないのですが、それ以外の学部構成は就職面でも理にかなっています。

経済学部の金融コースを卒業した学生は銀行勤務、マネジメントを卒業した学生は新聞社に内定するなど、学んだことが活かせる就職先となっています。

法律コースも公務員を目指す行政コースをはじめ、企業内会計処理を目指す企業法務コースはスタートアップにも役立ちます。

明桜からのエスカレーターが圧倒的に多い

ノースアジア大学の学生は内部進学者が多いです。
明桜高校も真面目に勉強をする学生は特進コースに入っているので『それ以外』が楽をしたい為にノースアジア大に流れてきています。

勉強をしにきているのかどうか判らない内部生が多くいるのがノースアジアがFランと言われる所以です。

就職率100%のからくりも、進路指導室の問題にあると言います。
進路指導者も長年の『就職率100%』から陥落するのが怖いのか、生徒が違う進路希望をだそうものなら無視をしたり、ゴリ押しで『こちらにしなさい』と説得する進路指導者がいるそうなのです。

学部長と個人的に仲が良い教授のコマ数は多く、そうでなければ減らされるという田舎学校法人あるあるな話もあります。

ノースアジア大学のまとめ

Fランながら就職に強いと言われるノースアジア大学(旧:秋田経済大学)についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

ノースアジア大の特徴は以下の通りになります。

  • Fランながら就職率が安定して高い
  • 進路指導は自分の意見を学生に押し付けがち
  • 経済学部は5年連続学生就職率トップ
  • 付属の明桜高校からのエスカレーターが大半
  • 赤本はない(OCで配布可能性有)
  • 服装、身だしなみに非常に厳しい
  • 駅から遠いが学費は安い
  • 教授内に派閥がある

滑り止めの代わりに受けようとする貴方のニーズにマッチしていれば天国になる大学でしょうし、そうでなければ授業料のムダ使いになりかねない。もろ刃の剣ともいえるFランなのです。

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