卵？図形？イミフなWebテスト・TAL（タル）の攻略のコツはありますか？

就職の適性検査・性格検査にTAL(タル）を採用する企業が多く出てきました。
手っ取り早く言えば『就活生の7人に1人いるアホ、早期離職者、相性が合わない奴』を見分けるFラン生にとって恐ろしい試験です。

ESを出した企業がTALを採用してなければラッキーぐらいに思う程ですが、TALと従来のWEBテストは何が違うのでしょうか。

TAL（タル）って何？

TAL（タル）は人総研製のWebテストで、性格検査のみで構成されています。
精神の安定と仕事への向上心をテストで判断するので、コミュ障や陰キャラFラン生は避けなければいけません。

バブルの頃にFランを卒業して、そのままFラン職員として居座っているオバサンの足切りに使えばいいじゃないかと思うような試験内容です。

TALの代表的な問題に『卵の問題』と『図形問題』があります。

卵の問題は、性格検査で毎回といっていい程出てきます。
卵の問題は以下の通りです。

Q.あなたがこの中で手に持ってもいいものを二つ決めて下さい。

模型の卵
うずらの卵
剥いたゆで卵
生卵
輪切りにしたゆで卵
産卵直後のあったかい卵

正解は『産卵直後のあったかい卵』もしくは『うずらの卵』、『剥いたゆで卵』です。

解答の極意は、暖かいイメージを持つものを選ぶ事ですので、
直感で『模型の卵でもよくない？』と選んだ人はアウトになります。

他にも『自販機にお金を入れても飲み物が出てこなかった時どうしますか』という
二択問題もあります。

自販機を蹴飛ばすという答えを選ぶ人はいないと思いますが『その場しのぎ』で生きてきたFラン生が、ドツボにはまりそうな選択肢も同時に含まれている引っ掛け問題です。

この様な性格診断テストが36問（7肢2択）、制限時間30分行われますが、
実際にテストにかけられる時間は半分以下と言ってもいいです。

TALの図形問題は意味不明なので有名ですね。それと同時に『これを使わなきゃNG』というポイントもあります。

『入社後活躍する私』がテーマとなりますので、図形問題のポイントは以下の通りになります。

1:18個の図形から最低15個の図形は使う
2:ニコチャンマークは絶対使う
3:人間の形、会社、社会の構図を意識して図形作成をする
4:会社、プライベート、向上心、社会性を意識して図形を作成する
5:デッサン力、芸術性二の次三の次

では『図形がかけた』と思っても、企業によっては採用担当者が首をひねりそうな図形はどのようなものでしょうか。

©recme.jp

TALの図形の線は『人間の胴体』もしくは『社会枠組』として考えられています。
この図形だと、ニコチャンマークの下に胴体がなく、星の下にぴったりくっついているのが気になります。

権力のある人間の地位を狙う図形になっているので、表面上は大人しくしていても、権力のある人間について自分の主張を押し通すタイプの図形です。

それにより周りの社員が『あの人の意見ばかり何故通るのだろう』と不満が溜まるのだとすれば、会社にとって損失になります。

TALの不適正目安は530点未満とされています。これが図形なのか性格診断に重きをおくのかは判りません。

受検資格は45歳までで、1社3名まで法人なら無料でトライアルが受けられますので、中小企業の中途採用者にも適用されます。

企業もSPIと玉手箱、SPIとペーパーテストの組み合わせだけでなく、性格判断試験としてTALを採用する様になりました。

TALの対策本はまだまだ少なく『正直に答えることが何よりの対策』と言われています。