Fラン一般入試は教授も作れない?塾に丸投げって本当ですか?
大学の一般選抜は誰が作っているのでしょうか。その大学の非常勤講師です。
SSラン、Aラン、MARCHは非常勤講師が毎年作成していると思いますが、受験科目が少ないFランはどうなのでしょうか。
講師の数が少なければ作成を塾に丸投げ
一般選抜は、主要5教科もしくは4教科を受験生が規定時間内に解けるようにして、なおかつ採点がスムーズに行くように作るのがコツです。
それを作成する能力は塾講師以上のものが要されるので各科目を担当する非常勤講師が作成します。
ですが非常勤講師の数が圧倒的に足らない大学は進学塾に一般入試問題作成を
塾に丸投げします。発注金額は一科目あたりいくらになるのでしょうか。
一科目あたり100万円?バカにならない作成料
一般選抜の作成料の相場は一科目あたり100万円、5教科だと500万円必要です。毎年有名進学塾に払い作成委託しているとなると塾としては、おいしいビジネスです。
資金力のないFランは、一般選抜問題を毎年作成する非常勤講師を雇う事も、進学塾に受験問題を作成する事も以来出来ないのです。
資金力のないFランは総合選抜と推薦が大半
一般選抜入試作成に財力が要するという観点から、資金力のないFランは生徒をかきあつめる為に、総合選抜と推薦を重視します。
募集要項で、生徒の8割以上が総合選抜と推薦だった場合は、大学にあまり資金力がないか、関連会社及び法人に支えられて生き残っている証拠でしょう。
教授会なし、脱サラ教授?ブラックなFランの見分け方
資金力なさそうなFランだけでなく危ないFランの見分け方を高校生、浪人生は知りたいですよね。
それは在籍している教授、講師の顔触れと待遇で判ります。大学に教授会がない大学や、特任教授が月に1回しか来ない所は要注意です。
脱サラのどこかの支社長、銀行の支店長が経済学部にワンデーインターン学生の就職あっせんの為に就任するというケースはよくあります。
非常勤講師が5つ以上かけもちしていたり、良質な講師がある日突然消えている所はダメです。講義やゼミにお金を払っているのは誰ですか?誰でもなく生徒ですから。
Fランでもいいから受かりたけりゃ推薦!な理由
Fランでもいいから推薦、もしくは第一回総合選抜と言われる理由は何でしょうか。
’20年に世界全土を襲った新型コロナウィルスを見れば理由は明らかです。
受験シーズンに教職員や生徒からクラスターが出れば、志望校に入学する事すらかなわないからです。
その点、推薦入試や、第一回総合選抜は、インフルエンザやコロナの流行シーズン前から受験が始ります。志望校に的を絞って受験対策さえすれば大学行きのチケットを受け取れるのです。
関西語言学院の様に生徒をヘッドハンティングし、そのままSSランに送り込むのはFラン以上に効率が良い進学法ですが、努力と勉強は我が辞書にないというFラン生は、こんなご時世ですから総合選抜か推薦を狙いましょう。
一般選抜の問題は、志望校の講師が作ってるとは限らないのですから。
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