一番簡単な医学部はFラン大学以下ですか?


1番簡単な医学部はFラン以下のレベルと聞きました。本当ですか? 偏差値30ぐらいでも医学部楽勝ですか?

医学部はほとんどの都道府県の国公立大学に設置されており、偏差値が非常に高く、受験的には最高峰レベルの存在として見なされています。

一方で、町医者の壁によく貼ってある大学卒業証書は、よく分からない私立大学の医学部のものであることも珍しくありません。

医学部じゃなければ即座にFラン認定してしまいそうな大学名であることもよくあると思いますが、これらの大学の医学部のレベルは高いのでしょうか。

それとも最底辺の医学部はFラン以下なのでしょうか。事実かどうか調べてみました。

●一番低偏差値の医学部は川崎医科大学医学部…偏差値は62.5

旺文社の偏差値データを参考にすると、一番偏差値が低い医学部は川崎医科大学です。その偏差値は62.5でした。

偏差値はデータの参照元などにより多少上下することはありますが、短期間で大きく変化することはありません。

川崎医科大学は入試科目数も英語、数学、理科(2科目)そして小論文と、私立大学にしては多い5科目を対策しなければならないようです。

2-3科目で偏差値65-70程度である早慶下位学部や上智大学と比較しても、川崎医科大学は遜色無い難易度の大学であると言えるでしょう。

河合塾の定義するFラン大学はボーダーフリー(偏差値測定不能)の大学のことであり、一般的に言われるFランというのは日大未満ですから、結論として一番簡単な医学部はFラン大学以下ではないと言えます。

●なぜ最低偏差値医学部をFラン以下だと勘違いする輩がいるのか?

言わずもがな、川崎医科大学はFラン大学を遥かに上回っており、レベル的にはBランククラスの大学です。

にも関わらず、無名私立医学部はFランクラスの難易度だと勘違いしてしまう人が多いようです。

その理由の1つには、「コネ入学(裏口入学)」の存在があると言われています。

実は底辺私立医学部には医者の子息が多く在籍しています。

その中には、高校生時代どこの国公立大学にも引っかからないような学歴の学生も多いといいます。つまり、彼らは金の力で裏口入学をしている可能性が高いです。

他の一般の大学と比べて底辺私立医学部はこのような学生が散見されるため、「私立の医学部はFラン以下のところもあるんじゃ無いか?」という疑問を抱かせる原因の一つになっているようです。

また、単純に「頭が良い学生が無名な大学名の大学に行くはずが無いから、おそらくそこの医学部もFランだろう」といった論理構造が謎の思い込みも多いをしている人も多いようです。

●町医者の態度が底辺医学部にFラン的な印象を抱かせる遠因になっているケースも

その他にも、町医者自身の態度が底辺医学部にFラン的な印象を与える原因になっているケースもあるといいます。

医者という職業は、自分より年長の人も含め皆に先生と奉られる職業です。

お金をもらって生きているくせに、先生先生と有り難がられる職業は、医者と弁護士くらいでしょう。

大学病院所属の医者であれば、まだ医者社会の中で目上の先輩に対して目下として振る舞う機会もありますが、町医者の場合は自分より上の存在がほぼいないため、無意識のうちに態度が尊大になってくる人が多いのかもしれません。

自分の欠点を指摘してもらう機会もない性格の悪い町医者の卒業証書が病院の壁に貼ってあり、それが無名大学だったりすると、「あっ、あんなコミュ症でムカつく医者が卒業できるくらいだから、恐らく底辺Fラン大学なんだろうな、Fランでも医学部はあるんだな」などと勘違いするきっかけになってしまうようです。

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