東京電機大は将来の暗い人生終了Fランク大学でしょうか?
東京電機大はFラン? 名前だけ聞いたことがあるけど、どんな大学?
受験に失敗しました。東京電機大では、将来は暗いものでしょうか?こんにちは。今度、電気通信大学を受検しようと思っているのですが、学力がなかなか伸びずに、この時期まで来てしまいました。
秋葉原を舞台にしたADVゲーム・アニメ「STEINS;GATE」で登場人物の在籍校として設定されたなど、ネットではオタクの印象が強い東京電機大学 (略称 : 電大)。
Fラン大ではないかと心配する声もちらほらとあるようですが、実際のところはどうなのでしょうか…?
まず結論からお話しすると…
東京電機大学はFランク大学ではありません。
電大はEランクの大学です。
根拠を下に記載していきます。
●偏差値に問題なく、定員割れも起こしていない
東京電機大学には合わせて6つの学部がありますが、今年 (2017年) 新設でデータがない「システムデザイン工学部」や難易度が低い「工学部第二部」を除き、45以上の偏差値を確保しておりFランクとは言えません。
加えて定員割れも起こしておらず、Fラン大のもうひとつの基準であるBF (ボーダーフリー) というわけでもありません。
このことからもFランク大学ではないと言えます (とはいえ難関大学とも言えず、Eランクです)。
大学公式サイトでは「産業界 (への就職) に強い」ことを大々的に宣伝していることもあり、そういった方面への就職活動支援には力を入れていることもうかがえます。就職についてはネットでの評判もさほど悪くはなく、在学中の努力次第では「将来は暗い」とは決して言えないでしょう。
それでは実際の電大の特徴について、もう少し見ていきましょう。
●学科や授業が豊富で、専攻を選びやすい
各学部それぞれに3-4以上の学科 (理工学部の場合は学系、情報環境学部の場合はコースと呼ばれる) があり、専攻は比較的選びやすい方かと思います。また少なくとも理工学部については受験時に学系 (学科) を選ぶことになるため、予め勉強したい・将来専門にしたいことがあるていど固まっている人には良いでしょう。
他にも同じく都内の理工系大学である「芝浦工業大学」「東京都市大学」「工学院大学」と「東京理工系四大学 (四工大)」と呼ばれる提携を結んでおり、単位互換制度が利用できます。これによって当大学の単位を取りつつ他大学の授業履修が可能になりますので、そういった面でもより自分の興味にあった授業を取りやすくなっていると言えるでしょう。
また2018年度入試では「数学が満点だった場合に無条件で合格」という特殊な方式を導入するそうです。さらに次年度以降も継続されるかは分かりませんが、他教科 (英語 + 理科ないしは国語) が壊滅的にできない、もしくは数学には絶対の自信がある、という人は過去問題などを見て判断してみても良いかもしれません。
●とは言え世間のイメージは「オタク」
冒頭にあげたアニメの影響もあると思いますが、主に都内に住んでいる人からすると「東京電機大学 = オタク」という印象が強いのも事実です。偏差値の割に知名度が高いこともあり、そういった評判を気にするのであれば (そして他の大学にも十分受かる学力があれば) そのあたりも考慮してみてよいかもしれません。
またメインのキャンパスは都内の北千住駅近くにあるのですが、理工学部・情報環境学部と一部の大学院はそれぞれ埼玉・千葉のキャンパスで授業を受けることになります。校舎が山の上にあったりアクセスが良くなかったりなど、そういった面での評判はあまりよろしくないようです。
以上のことから、大学のレベルや就職までを考えると必ずしも先が暗いFラン大学とは言えませんが、学部によっては東京電気大学は華々しいキャンパスライフを期待できないということもあるでしょう。
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