広島都市学園大学は付属高校から沢山きますか？

広島都市学園大学は、’09年に開学。
開学当初は、広島市内唯一の看護学科のある四年生私立大学として知られていました。

アクセスも良く、学生が空きコマをつぶすのに丁度よい立地が選ばれる理由です。

広島都市学園大学は専門学校として開学

広島都市学園大学の母体は、広島市内で様々な専門学校を運営する学校法人・古沢学園です。有名なのは1989年（平成元年）に開学した広島工学院専門学校・自動車整備士科です。

自動車整備士科は、広島自動車大学校に改組。

自動車整備士育成で成功した古沢学園は、別分野で少数精鋭のスペシャリストを育てるべく、広島都市学園大学を開学。看護、リハビリ、こども教育に重点を置いた大学としました。

広島都市学園大学の学部構成は以下の通りです。

健康科学部

看護学科

リハビリテーション学科（理学療法専攻・作業療法専攻）

子ども教育学部・子ども教育学科

言語聴覚専攻科・大学院

健康科学部は看護師、保育士の資格所得を目指します。
看護師の国家試験は一般問題が年々難しくなっているので、対策が必要ですね。

子ども教育学部は、幼稚園、小学校一種免許や養護教員だけでなく、高校一種（保健体育）の所得も可能になりました。部活の顧問や地域スポーツの部長の正式な資格所得ができる学部となります。

広島都市大学の入試概要は以下の通りです。
受験料は3万円。web出願で、出願締め切り日の17時まで受け付けになっています。

看護学科、子ども教育学部の受験会場は宇品キャンパス。
リハビリテーション学科は、西風新都キャンパス（一般選抜は宇品キャンパス）になります。

学校推薦型は後期のみ併願可能です。
では広島都市学園大学のメリット・デメリットは何でしょうか。

広島都市学園大学は、アクセスが良いと言われています。
他の地方のFランあるあるの様に丘の上に建っていて最寄り駅まで20分登り坂ということはありません。

南区の宇品キャンパスは広島市街地の中心に近い平地。
路面電車、バスの停留所が近く、学生寮もあります。

スーパージェットフェリー・広島港から徒歩15分なので四国からも来れます。
周りに商業施設が多いので空きコマをつぶすのに便利です。

西風新都キャンパスは、原付通学の学生に有利です。

ただし肝心の講義の内容やキャンパスライフが良いかといえば、そうでもなさそうです。

面白みのある講義ができる先生は非常勤講師の方が多く、常勤講師や教授は説明が判りつらいこともあります。
講義に退屈して雑談や居眠りしている生徒もいるという話も聞きます。

試験結果が発表されるのが遅く、万が一再試がある場合最悪の場合、当日発表という手際の悪さが過去に問題になりました。これでは生徒の為と言えません。国家試験合格率が下がっているのは、これら教授や講師の連絡が遅れているのも関係しているのではないでしょうか。

入試でも付属校である広島国際から流れてくる学生が多いのが判ります。
付属校の広島国際で私立に行く学生は、近大、広島国際、広島工業、広島修道に分かれます。

スクールカーストができると白けた目で学生生活を見ている学生がいる理由も判ります。
狭い校舎なので推薦入学・総合選抜入学者が大半を占め、その時点で人間関係ができています。

いかがでしょうか。
広島都市学園大学は、四年間資格所得の為に学ぶ場所だと割り切ればよいかもしれません。