転職エージェントの費用は高い?Fランに中小企業・公務員採用が多いのと関係してる?
学生が使う分には無料の転職エージェント。
企業側は有料で就活生・転職者が内定すると一定の料金を払うビジネスになっています。
転職エージェントのからくりを知っていると、職選び放題の有能な転職者ほど、転職エージェントを使わなくなります。
転職エージェントの話が面白かった。エージェントの手数料(成功報酬)は転職した人材の想定年収の3割が相場だけれども、IT人材の場合は日系企業による採用でも手数料が10割を超える場合もあるとのこと。それくらい今は需要過多らしい。
— 中田:‖ (@paddy_joy) March 25, 2022
@twitter.com/paddy_joy
在学中に起業した学生であれば、逆指名サイトに自身のプロフィールを記載しておけば、内定を貰えます。
今回は、転職エージェントのからくりと、
Fランに中小企業・公務員採用が多い仕組みを解説します。
転職エージェントは手数料ビジネス
転職エージェントは儲かる仕組みは手数料です。
英会話学校、各種資格所得スクールも同じで、3割の成功報酬を貰います。
転職エージェントの場合は、内定者の年収が300万なら、3割~3.5割の成功報酬を企業から受け取ります。
企業からしてみれば『1人内定したのに、初年度は400万払う』ことになりますね。
転職エージェントは、内定を出しやすい会社を大量に用意し、成功報酬をコンスタンスに受け取れるようにしています。
その為、就活生に内定承諾を強要してくることもあるのです。
大手転職エージェントがどんどんと「スカウトサイト化」している現象が趣深い。彼らの持つ人材DBに対して採用企業が直接声掛けする時代に。彼らが会ってもない人材が推薦されることもしばしば。自らキャリアコンサルタントの介在価値を否定し、35%の紹介手数料をもらうための口実として配置してる感。
— 岩﨑司 ∞ cluster (@tsukapon127) September 22, 2022
@twitter.com/tsukapon127
日本には24000社もの転職エージェントがあります。
電車の広告やネット動画で見かけるエージェントは、ごく一部の大手なのです。
就活生・転職者が転職エージェントから手数料を取られないのはなぜ
就活生・転職者が転職エージェントから手数料を取られないのは、法律で定められているからです。
職業安定法・第三十二の三
有料職業紹介業者は、前項の規定に関わらず、求職者から手数料を徴収してはならない。
就活生や転職者からお金を貰えないとなると、エージェントは会社から広告費という名目で、お金を貰わないとビジネスが成り立ちません。
ではFラン就職課に来るのはなぜ地元中小企業、公務員、自治体が多いのでしょうか。
就職エージェントにお金を払わないで済む?
Fラン就職課も学生の就職サポートはします。学生の就職内定の為には、ある程度動いてくれます。
しかし極力お金はかけられないのです。大学側に予算がないので仕方ありません。
地方のFランだと、地元の中小企業、自治体に支えられて成り立っている大学が殆どなので、
ハローワークや地元の企業、病院、自治体から就職情報を貰っているのが実情です。
この辺りだと就活生に内定を出しても、大学側も企業もお金を払わなくて済むので懐は痛みません。
こども教育の保育科のある大学や、看護大、管理栄養士、調理師の資格を所得させる大学は、この辺りをよく把握しています。
卒業生を地元でどこでも職につけるようにしているのです。
転職エージェントから不採用と通知がきたのに採用になったら
こんなケースはないかもしれませんが、転職エージェントから不採用と通知がきたのに、後々になって企業から直々に採用通知がくることもります。
これは企業側が危ないこともあります。
転職エージェントにマージンをはらうこともケチる会社です。
入社したい会社には、インターンで行くよりバイトで潜り込んだ方が、職場の悪い面も判るので、就活前にお勧めしたいのですが、それもままならない場合は、断ることも選択枝にいれましょう。
そのまま企業の採用に応じると、登録した転職エージェントのブラックリストにのる危険性もありますので、注意しましょう。
いかがでしたでしょうか。
転職エージェントや、スキマバイトアプリは便利ですが、ある程度距離をとって、余計な勧誘には乗らないようにしましょう。
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