大学入学後に別の学部・学科に移りたい!受験前に要チェックすべきポイントとは?

大学入学後に、別の学部、学科に移ることは理論上可能です。

同じ学校法人の短期大学部から四年生大学の同じ学部に移るのは簡単ですが、
同じ大学内でも理系から文系など他の学部に転部となると、それなりの対策が要ります。

今回は、大学に入学したけれど、具体的に学びたいことが決まらない学生さんの為に、
転部転学のメリット、デメリットを紹介したいと思います。

共通する転部概要は書類審査・小論文・面接

転部・転学は学部及び年度によって希望者がいない時もあれば、若干名いる時もあるので、
明確な合格ラインもなければ合格率もありません。

日東駒専より上の大学になると、他学部への転部要項が大学HPに記載されています。

転部・転学概要はどの大学も似ている要素があります。それは書類審査、小論文、面接です。

美術系、音大系、芸術系はこの他に実技があり、日東駒専以上の法学部は3年次から学科試験があります。転部に学科試験がある場合は、過去問がありますので過去問をチェックしましょう。

転部・転学で面接が重視される理由

転部・転学で一番重視されるのは面接です。
どの大学でも聞かれるのは以下の事柄です。

  • 転部する理由
  • 今までの学部では何故だめなのか
  • 転部してやりとげたい具体的なこと

これら3つの要素を深堀し、伝わりやすい言葉で伝えることが重要とされています。

転部・転学するメリット・デメリット

転部・転学するメリット、デメリットは以下の通りです。大学側はメリットしか
教えてくれないことが多いので気を付けましょう。

メリット

  • 学ぶ環境を一新できる
  • 転部が早ければ、人間関係再構築もスムーズに行く

デメリット

  • 持ち越せない単位がある
  • 留年する確率が高い
  • 授業料がかさむ
  • ぼっちになる危険性がある

転部転学をしたいと思ってもしない理由の多くは、大学入学後に築いてきた人間関係が
リセットされてしまうからです。

学びたいことの為に、学部や学科を変えた途端、周りから友達がいなくなってしまう上、
授業料を追加しなければいけない、留年する危険性があるとなれば、そこまでリスクは犯さない
というのが学生の本音です。

指定校推薦で入学すると転部・転科は困難

転部・転学の前に、入試形態によっては転部転科に難色を示される場合もあります。

  • 専願(総合型選抜、学校推薦型選抜)入試
  • 指定校推薦の場合

その他にも、奨学金を授与している場合は、その学部で4年間学ぶことを建前としている大学が大半です。在学途中に学びたいことが変わったといって、転部転学が許されるのは一部の例外と考えておきましょう。

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