甲子園大学の栄養学部は足切りが酷いのでしょうか?

甲子園大学は宝塚市にある大学で、半世紀前から管理栄養士を多く輩出する大学として知られています。

偏差値上ではFランと言われる甲子園大学ですが、管理栄養士合格率が高いのは本当でしょうか。

甲子園大学は食のビジネスを追及する大学

甲子園大学は、’67年に開学した大学で開学当初から管理栄養士を輩出することでも知られていました。
東京五輪後では、食のビジネスを追及した学科を併設し、フードビジネスと心理学部に的を絞り人材を輩出する大学になっています。

甲子園大学の学部構成は以下の通りになっています。

栄養学部

  • 栄養学科
  • フードビジネス学科
  • 食創造学科(’23年4月誕生予定)

心理学部・現代応用心理学科

栄養学科は、この大学の看板でもある管理栄養士国家資格を所得出来る学科です。心理学科は普段私たちが何気なく疑問に思うことを解き明かす学科です。

大学は少人数制で、模試によりクラス分けがされ、国家資格対策にむけきめ細かな指導がされます。

試験時にノート持ち込み禁止、出欠の有無があるかどうかは講師によりばらばらなので要確認です。

甲子園大学の入試概要

甲子園大学の入試概要は、一般選抜、学校推薦、総合型選抜の3種類です。

甲子園大学の各学部の入試定員は以下の通りになります。

入試方法 総合型選抜 学校推薦 一般選抜
学科・定員 課題型Ⅰ、Ⅱ 調査書重視 A~E日程 Ⅰ~Ⅲ 前期A,B 中期 後期
栄養学部 栄養学科(120名) 各10名 15名 _ 45名 30名 5名 5名
フードデザイン学科(80名) 各10名 15名 _ 15名 20名 5名 5名
心理学部 現代応用心理学科(60名)  _  _ 20名 20名 15名 3名 2名

学校推薦と一般選抜のA,B日程が多いのが判りますね。

総合型は栄養学科では、OP来校を前提にした『課題型』と、英語、現国、小論文(40分)の中から1つと面接で挑む、調査書重視型になります。心理学科は面接のみです。

一般選抜は、栄養学科では国語、コミュニケーション英語のどれか1つと、化学、生物どちらか1つを選びます。

甲子園大学のデメリットは?

では甲子園大学のデメリットは何でしょうか。
卒業生による口コミによると以下の通りになります。

アクセスに関するデメリットは多いのはうなずけます。

    • 車、単車、自転車での通学が禁止。せめて原付と自転車は許可してほしい。
    • JRと阪急が最寄り駅だがスクールバスを逃すと延々20分山登りになるので夏は悲惨
    • キャンパスは山の上なので階段だらけの移動
    • 栄養学部は実習や課題が多く3~4年はバイトも難しい
    • 大学の周りに何もない
    • 模試の成績が振るわないと最悪
    • 就職先は期待してはいけない

    大学のHPには模試を重ねるごとに学生の成績はグングン上がると書いてありますが、当然ながら成績が振るわない学生も入学してきます。努力せども成績に反映されない学生もいるのです。

    4年になると栄養学部は模試の成績でクラス分けされ、この時点で足切り予備軍になってしまうのです。国家試験は2月末なので、成績が悪いと足切りになってしまいます。

    甲子園大学は入るのは簡単かもしれないですが、管理栄養士になって卒業するのは難しい大学と認識しておけばよいと思います。

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