ブラックなFランをオープンキャンパスから見抜く!
Fランもオープンキャンパスで実情の8割を見抜ければよいですね。
ところが大学の実情がブラックかどうかは、そこで働いている職員が一番よく知っているのです。
今回は実際にAラン~Fランに働く職員の友人に、筆者が『どんな大学が本質的に危ない』のか聞いてきました。
オープンキャンパスで見抜く方法はあるか?
Fラン予備軍とはいっても、オープンキャンパスの時点でブラックな大学を見抜けなければ意味がありません。それは至難の業です。
オープンキャンパスの時点である程度見抜く方法はいくつかあります。
- 大学図書館で、大学の学内起要を2~3年分見る
- オープンキャンパスで就職を担当する職員に質問する
- スクールバスが委託業務であるかどうかチェックする
そんな事どうでもよくない、と思われるかもしれません。
実はこれらの事柄、Fランに限らず受験する大学が日東駒専だろうと産近甲龍だろうと大東亜帝国だろうと通用する事なのです。
職員がブラック化してないかどうかチェックする方法
大学職員がブラック化してないかどうかチェックする方法はいくつかあります。
大学の財政に余力があれば、職員=本来の業務=教える科目や業務の為だけに雇います。ですが財政に余力のない大学は職員を『専門外』の業務に駆り出す事が当たり前になっています。
何故大学のスクールバスをチェックする必要があるのか
Fランは僻地に開校している場合が多く、学生の送迎にスクールバスを使います。ところがスクールバスの運営にはお金がかかるので、大学側としてはお金を使いたくないのです。
どこで運転手を調達してくるでしょうか。考えられるのは以下の2つです
- 卒業生の自営業者(大型免許持ちなら有料待遇)
- 職員(大型免許所得は自腹)
スクールバス運行の他の時間帯は運転手が講義を持っている、スクールバスの本数が少なすぎるという大学は少なからずブラックな要素があります。
ゼミで職業斡旋する、高校まで営業に行く教員って?
Fランあるあるなのが、ゼミで職業斡旋する教員や、高校まで営業にいく職員です。『卒業までに就職出来なければ学費保障』という大学も出てきましたが、これもある意味ブラックでしょう。
ただこれらの大学は大学内でコースがいくつか別れているので、卒業までに就職出来そうな学部に編入すればいいという『抜け道』があります。
学内論文が支離滅裂な大学は要注意
Fランといえども、教員、教授はいます。
その証拠に大学図書館には大学で出版された起要(学術誌)に論文が載せられているはずです。
学内起要の中身が月によって、バラバラ、あやふや、ページ数もFラン予備軍が見ても判る程バラバラだった場合、その大学に入るのはやめた方がいいでしょう。
Fラン生の場合、学内起要の内容があってるのかもわからない場合があります。その場合はその大学に『聴講生』として通う暇そうなおじさんを捕まえるのも手です。
潰れそうな大学は聴講生という名目で一般の人を集めるのを好みます。
大学の一般選抜の問題は非常勤講師が作成していますが、その大学の非常勤講師が問題を作成せず塾に丸投げしている場合も、要注意です。
いかがでしたでしょうか。
大学のオープンキャンパスは、一見楽しそうな雰囲気を出して『この大学なら入学したい!』と思わせる勧誘の場でもあります。
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