「Fラン」という言葉の由来
●「Fラン」という言葉は河合塾の用語が発祥:
「Fランク」というワードは、元は河合塾が大学別難易度ランキングを作成した際に名付けた言葉です。
意味は「不合格者数が極めて少ない、または皆無なため、偏差値を付けることが不可能な大学・学部」です。
「Fランク」は偏差値の設定がないランクという造語の「フリーランク」の略称で、大学をABC順にランク付けしたFランクではありませんでしたが、そのように取られてしまうことが多く、最低ランクと差別されていると一部の大学からクレームがでたこともあり、現在では偏差値の境がないという意味でBF(ボーダーフリーの略称)という言葉を使用しています。
●Fランは「底辺大学」という意味合いで使われている:
河合塾が一般向けに公表している偏差値一覧表には未だに「BFランク(ボーダーフリーランク)」が存在します。
このBFランクの偏差値の基準は35未満です。従って公式な意味では偏差値35未満の大学のことをFランと呼びます。
しかしながら現在では、それが転じて「バカが通う大学」「誰でも入れる大学」のことをFランと呼ぶようになりました。
普通はそれらの大学に友人が通っている可能性もあるため小馬鹿にする様なワードは発展しないのですが、さすがは河合塾。
予備校なだけあって、所属している予備校生は上位の大学を目指す人が多いです。
また、毎日毎日受験勉強ばかりしているため、受験や大学の格付けの話題ばかりになってしまいます。
従ってこういう発言が当たり前のように行われているのです。
予備校生A「お前の実力ならマーチでも入れるんじゃね?」
予備校生B「マーチとかゴミだろww俺は早慶以下は行かないからww」
このような文化の中、総じて学力が劣った大学は「Fラン」と呼ばれるようになりました。
従ってFラン大と呼ばれている大学が一概に偏差値35未満ではないことに注意が必要です。
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