Fランから成功するには3通りある?騙されてはいけない見破り方!


Fラン出身で年収1000万超える成功者や、学費免除など高待遇を受ける学生がいます。
彼らと俗に言われるFラン生は何が違うのでしょうか。

Fラン出身で成功する人は3通り

Fラン出身で成功する人は3通りあります

  • 1:元から優秀。進学校出身でSラン、Aラン、MARCH、関関同立に入れた人
  • 2:Fラン時代学業はサボりっぱなし。サークル、バイト、遊びに明け暮れた。
  • 3:Fラン時代夢中になれる事もなく中退、その後、親からの資金援助を得てがむしゃらに頑張った人

Fラン=成功できないというのは世間の偏見です。
その一方で『Fラン卒成功者の本全て』を鵜呑みにして『ボクも出来るかも』と思うと、人生お先真っ暗になります。

1は素質、3は資本と努力が必要だ

先程挙げた『Fランから成功するパターン』をみると、絶対ムリなパターンがあります。それは1と3です。

『Fランに行ったけど、良いことづくめだった』という某進学校出身の元Fラン生は1。
『スポーツ推薦で行ったFラン一週間でやめて、大学入りなおして現在IMF』の元Fラン生は3です。

素地や親の資本が違うなら、話にならない上、全てのFラン生にとって参考になりません。

バカでも親がリッチなら、成功は約束されるなんて反則だ

Fランしか合格しなくても親がリッチなら、後から頑張れば成功はつかめるというのは反則です。

Fランに行く人の志望動機の8割は以下の通りです。

  • 滑り止め
  • 仕方なく(親にいけといわれた)
  • 大学に行かないと就職できない

倒産企業が相次ぐ現在では『親が学費を出せないのでFランにした』という学生もいます。

『Fラン退学したけど、もう一度勉強したくなったから、親にもう一度学費を出して貰って留学、入学』は、反則技です。『Fラン大学生が英語を猛勉強して日本のトップ商社に入る話』もそうです。

著者はスポーツ推薦で大学に入った大学を退学したそうですが、スポーツ推薦に行く所まで親にお金をかけて貰える高校生というだけで他のFラン生に比べお金があるのです。
私大→中退して予備校→私大→海外の大学→海外の大学院は、よほど親の懐に余裕がなければできません。

Fランではありませんが『バカヤンキー』のこの本も、Fラン出身ではありませんが、
親は年収1億の外資系保険会社に勤務していますし、バークレーの入学金を払っているのは親です。

著者は『バークレーに行く人は現地では低所得者が多い』と言及してますが、それは現地の話で、留学生の話ではありません。

Fラン生が目指す成功ものがたりは1つしかない!

Fラン生が目指す成功は1つしかありません。

2:Fラン時代学業はサボってたが、サークル、バイト、遊びに力を入れまくった人
これが成功につながります。

大学で学ぶことはつまらない、大学に行くのはつまらなかったけど、後の事はお金の事も、資格試験も含めて自分で何とかしたという人です。

筆者の知り合いは、バイトにのめり過ぎでFランに留年し留年費用50万を母親に払わせた不届きものでした。

大学時代飲食イベントを企画するのが好きだった知り合いは、バイト先でベトナム語や中国語をアルバイトから習い、現在は飲食業界のM&Aを手掛ける業界に勤務しています。

正直、知り合いは学業に全く力をいれるタイプではなく、周りに流されるタイプでした。
見た目もパっとせず、取り柄もなく、やりたい事も見つかりませんでしたが、
彼曰くFランから成功するには、

  • 大学に頼らない
  • バイト先で身に着けたスキルも十分に生きる
  • 資格は『生きる』と思ったものだけとる
  • 世の『成功物語』に流されない

の4点に絞る事が大事なのだそうです。

Fランにいった良い事づくめはアテにならない?

以上の観点から、ウェブを騒がせた『Fランに行ったけど良いことづくめ』だったは、
世のFラン生の何の参考にもならないことが判ります。

その後この元Fラン生はどうなったのでしょうか。
現在公務員である元Fラン生、実はFランという『肩書』はどうでもよかったのです。

ウェブで騒がれていたのは、元Fラン生の高校は兵庫の某進学校。
第一志望に通らず自宅から通う条件で不本意にもFランに通う事になった彼が、
Fランでの好待遇をつづった事です。

元Fラン生のTさんは最初教員免許を取るつもりで、大学内の教員資格対策講座に入ったそうですが、毎度毎度、参加者は著者1人。教授も彼に過去問、問題集をタダで与えるという好待遇。

しかもこのFランから過去5年間教員採用がなかった事と、新型コロナで教育実習がない事が判明し、Tさんは急遽、公務員試験に舵を切りなおし公務員になったそうです。

彼が14倍の倍率を潜り抜け公務員になれたのは、教養問題を楽々潜り抜ける優秀者。
元々優秀だった素地と、高校が進学校だったので、面接官もノリ気だった事。

Fラン出身だった事は、どうでもよいのです。

Fランから成功するには努力が必要だ

Fランから成功するには、3つのパターンがあり、
どのFラン生にもあてはまるわけでない上、成功するには1つしかないことが判りました。

そしてFランから成功するにはなによりも『努力』を忘れてはいけないのです。

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