尚美学園大学はFランなのにドラマのロケ地になるのは何故ですか
尚美学園大学は川越市にあるFランです。
大学名というよりもTVドラマやCMのロケ地として有名な大学です。
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日大芸術学部並に舞台や情報表現に力を入れているにも関わらず希望の就職先に就けないのはFランあるあるだと言われています。
尚美学園大学は開学100周年を控えた大学
尚美学園大学の前身は大正15年（1926年）、音楽家・赤松直（ただし）が、ヴァイオリン、ピアノを習う為の私塾の音楽院として開学したのが始まりです。
’81年に短期大学となり、’00年に4年制に改組。
4年制になってから尚美学園大学と命名変更し、川越キャンパスを増設しました。
Fランですが開学100周年を間近に控える歴史ある大学です。
尚美学園大学の学部構成
尚美学園大学の学部構成は以下の通りになっています。
芸術情報学部
- 情報表現学科
- 音楽表現学科
- 音楽応用学科
- 舞台表現学科
総合政策学部
- 公共社会貢献学科（公務員対策）
- 経営プラニング学科
- ビジネスプロフェッショナル学科
スポーツマネジメント学部・スポーツマネジメント学科
クロスオーバー学習性で幅広く単位が取れる
尚美学園大学の良い所は、クロスオーバー学習制度を取り入れている所です。
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例えば音楽表現学科には、6つの専攻がありますが、在学中は6つの専攻にまたがって単位を所得して良いことになっています。
音響専攻の学生がゲームサウンド専攻で単位を取ったり、アプリ専攻の学生が美術デザイン専攻で単位を取ってもよい事になっています。
自分の専攻だけでない視野を広める意味では良い事です。
尚美学園大学の入試
尚美学園大学の入試要項は以下の通りになっています。
- 総合選抜（Ⅰ期web出願：9月上旬：Ⅱ期web出願10月上旬）
- 指定校推薦（学校、公募：出願：11月上旬）
- 一般選抜（web出願：1月上旬）
この他に留学生選抜、社会人選抜、編入制度がありますが、Fランですので、総合、指定校、一般で新入生の大半が決まります。
尚美学園大学のデメリット
気軽に入学できる芸術大学という位置づけの尚美学園大学ですが、もちろんFランならではのデメリットもあります。それは以下の通りです。
- 大学から最寄り駅まで40分かかる
- その道のプロを目指すには中途半端
- 音大並の授業料を支払って就職先は中小企業
- 周りは田んぼしかない
- 施設や機材はプロ並だが、コロナの緊急事態宣言などでオンライン授業になると全く使えない
- 年々クオリティが落ちている感を拒めない
尚美学園大学は
武蔵野音大の様に演奏家でないと入学出来ないFランではありません。
かといって日大芸術学部の様に、卒業後に民放のADや映画会社に就職先のコネがあるのでもないのです。
にも関わらず芸術系の学部の学費は4年間で600万～700万というのは痛い出費です。
尚美学園大学は開学当初TVドラマのロケ地として名前が知れていましたが、近年は数々の医療ドラマのロケ地にもなった共立女子大学などにお株を奪われています。
もう一度TVロケやCMロケなどでキャンパスをフル活用して宣伝すれば知名度もあがるのではないでしょうか。
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