【2040年問題】Fラン生が3か月で辞めると日本のインフレが持たなくなる5つの理由
資格なしで卒業したFラン生が、3か月で辞めると近い将来、日本のインフレが持たなくなります。
- 公務員、エッセンシャルワーカー、地域密着企業を最初の就職先に選んでいる
- 最初の就職先は地域だけでなく日本のインフレを支える底力になる
- 何も身につけないうちから待遇だけみて転職するのでまた転職を繰り返す
- エッセンシャルワーカーが激減することで物価、配送料があがる
- 今まで当たり前に受けていた公共サービスすら受けられなくなる
そんなわけないだろうと思ってないでしょうか。Fラン生が意識を変えなければ、自分たちが中年になって住宅ローンを抱えたころに、ゴミすら時間通りに回収に来てくれない社会となってしまいます。
Fラン大学まじで分数の計算できないやつおるよ 大学すぐ辞めるやつと4年で卒業できても就活うまく行かずにラーメン屋とか介護とかのエッセンシャルになるよ
— あああああ (@akimoto12231) May 9, 2023
@akimoto12231/x.com
2040年には、運輸、医療、介護、建設など『国全体を維持する仕事を担う働き手=エッセンシャルワーカー』が激減し、運賃値上げ、物価高、頼んだ荷物が届かない、医療サービスが受けられない、外出規制など、様々な困難に直面します。
今の日本の当たり前を救えるのは、誰か、名もなきFラン生なのです。
Fランは専門職養成の場
大学全入時代、Fランは入学してから、専門職養成の場に変わっています。4年の間に次の10年のキャリアを見据えて勉強する場になっているのです。
個人的に、いわゆるFラン大学は、将来の労働者階級、エッセンシャルワーカーの質そのものに関わる重大な教育場面だと思っている。
高校までは苦手だった偏差値一辺倒の教育ではなく、社会で生き抜くための知恵や技術を備える場所。
その観点から大学偏差値など、役割が違うので重視したことがない。— 藤田孝典 (@fujitatakanori) October 8, 2020
@fujitatakanori/x.com
Fラン生の就職率は9割と、平成末期~令和にかけてアップしていますが、肝心なことを忘れています、離職率です。
5年以内の離職率、転職率が高く、内訳は人間関係や給料、待遇面です。
自称進学校の合格率〇%に騙されちゃダメです。
特に国公立大学の場合、センター試験の結果で受験校を決められるから高いのです。
いわゆるFラン大の就職率〇%達成!の裏にあるのは、低年収・離職率高い業界への就職が多い現象に似ています。
何度も言いますが、学校は責任を取ってくれません。— 自称進学校から国民を守る会 (@break_jisho) January 11, 2023
@break_jisho/x.com
エッセンシャルワーカーよりも、事務職の方が楽だからと、ITエンジニアの資格もないのに、転職すると同じ理由で辞めるはめになります。
Fラン生が楽をすると、ゴミすら出せない時代がくる?
極論になりますが、Fラン生が楽を選ぶと日本は将来食べられなくなるのです。人手不足が問題となる物流と農業を例に取ります。
秋は北海道産のジャガイモと玉ねぎは全国シェアの9割以上になります。それを支えるのがトラック、貨物などの物流です。
’30年に新幹線が札幌に開通すると以下の物流のデメリットがあります。
- 在来線(JR函館線)が第三セクターとなり廃止になる危険性も
- 在来線が廃止になると貨物で荷物が運べない
- 船で大量の野菜を運ぶのが物理的に不可能
- 港まで荷物を運ぶトラック運転手が不足
- 荷物の上げ下ろしをする港湾作業員は50代~60代で定年間近
新幹線一本開通しただけで、今まで当たり前に食卓に届いてた野菜が届かなくなる。野菜の価格があがり、生産者がいなくなれば最後は食べられなくなるのです。新幹線開通後も在来線は一部は残りますが、いつまで続くか判りません。
これらを支えるのがFラン生です。運送業などの物流、農業はなくてはなりません。日本が『今直面し、困っている現状』に直面できるのが、Fラン生なのです。では全国で一番人手が不足しているのは、どの県でしょうか。
何故クリスマス・正月商戦の商品は10月から並ぶのか
リクルートワークスの調査によりますと、エッセンシャルワーカーが最も不足しているのが新潟、続いて、京都、愛媛、徳島だと言います。
新潟県新初田市にある『サトウのご飯』の工場では、手作業で鏡餅の生産をしています。鏡餅に限らず、お餅製造業は人海戦術です。サトウのご飯ほどの有名な所でも、製造ラインを支える派遣社員の平均年齢は50代半ば、30代以下は5人以下です。
立ちっぱなしの仕事は割があわない、体を痛めるという理由で、時給をあげても仕事が集まらないのだそうです。
人が足らず、10月で受注を締め切らざるを得なかったといいます。現在工場を担う働き手が引退するのは10年後。人材派遣会社を20社以上回っても断られたという社長は『このままでは全国に鏡餅を届けられない』と嘆いています。
今どこのスーパーにも並んでいるあの鏡餅や切り餅、パックご飯がなくなる日が来るのは考えられるでしょうか。これらを支えるのはFラン生なのです。年々クリスマス商戦や正月商戦の品物が早々と店頭に並ぶようになったのは、売り切りたいという理由だけではありません、作る側の人手不足もあるのです。
建設業界も肉体労働だけでない
’40年には今の半分になると言われている建設業界も、肉体労働だけでない新たな職務が出来ました。それは建設ディレクターです。建設の施工管理や残業管理、写真撮影など、現場代理人が担当していたことを事務所で行い、現場でスムーズに作業ができるようにする仕事です。
大手建設会社では研修を行い終了テストに合格することで、資格が頂けます。
永井組です。
昨日お話しした建設ディレクターの資格についてです💡
「建設ディレクター育成講座」で、全9回(44時間)の講座を受講した後に終了テストを受けて資格が認定されます。
建設業界の2024年問題の解決のカギを握っていると言われています!#建設ディレクター #新卒採用 #中途採用 #高卒採用 pic.twitter.com/IEpbmnr1Oa— 株式会社永井組 HP (@nagaigumihp) May 22, 2024
@nagaigumihp/x.com
いかがでしたでしょうか。
これらの仕事は賃金をあげても人手が集まらないと言いますが、逆もまた真なりです。
一度仕事を覚えると会社はきちんと面倒をみてくれます。
●受験生にオススメのページ&サイト
大学のパンフ請求で「1000円」もらおう!
プログラミングを学んで月収50万円を目指そう。
通学不要のサイバー大学って実際どうなの?
月額250円で、音楽・映画・本が○○放題♪