【最低賃金2300円】豪州ワーホリ失職?語学留学より出稼ぎの方が良い理由

豪州はワーホリ(ワーキングホリデー)先に人気の国です。
ビザ発行枠の制限がなく、現地情報収集がしやすいことや、治安の良さが決め手になり、豪州を選ぶ人が多いのです。

しかしワーホリ=円高で楽して稼げるのではありません。

豪州に行ったものの、1週間で資金が底をつき帰国する学生が大半なのです。

カフェの求人1人に対し500人

豪州のワーキングホリデーを所得する学生は、学生ビザで入国して通学ビザが終わるまでにワーキングホリデービザに切り替えようとしています。

その為、飲食店の求人広告を見て応募するのですが、就職氷河期の学生の様に、ことごとく落ちるのです。


@twitter.com/reo724

求人1人に対し,50人の応募ならまともな方です。
英検1級や、FPを持っているのだから、こじゃれたカフェの求人ぐらい楽勝と思っていたら、1人の枠に500人が殺到していることもあります。

無論、採用枠1名では英語ができるだけでは雇って貰えません。国内でもそうですが、バリスタや焙煎の知識,もしくはパティシエの資格がなければ雇ってもらえないのです。

雇う側からみれば『英語が喋れるだけで無双した気になるな』ということでしょう。

賃金が高くて雇えないという現状も

円高やインフレはいいことばかりではありません。
生活費が高騰し、ホテルや飲食業界は倒産が相次いでいます。最低賃金2300円の豪州では高すぎて、人手が足りなくても雇えない所もあるのです。

その為、飲食店などの職業にあぶれたワーホリビザの所得者の中には清掃業、水商売に行く人も増えているといいます。昼間の仕事が見つからず、親にはいえない状況なのです。

季節労働者と割り切って働きに行く方法も

円の価値が相場で下がっているのを利用して、豪州に季節労働者としてワーホリビザを利用する人もいます。


@twitter.com/naoyafujiwara

標準以上の語学力さえあれば、単純労働ができることから、出稼ぎに出る日本人が多い一方で、こんな声もあがっています。


@twitter.com/reservologic

いかがでしたでしょうか。
Fラン生がワーホリで豪州に行って、英語ができなくても雇ってもらえたのは市場最高の円高の時期でした。令和の時代はそうではありません。

英語は目的にあわせて流暢に話せて当たり前。
現地でも、職業に合わせた資格を持っていなくては雇って貰えないのです。

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