福岡歯科大学は、口腔外科を目指す大学?入るは良いが出るのは難しい?


福岡歯科大学は、七隈線が’23年3月に延伸し、賀茂駅が最寄り駅となり、通いやすくなりました。


かつては学年トップ10でも国家試験に通らない、学年半分が留年と揶揄されていた歯科大ですが、今はどうなのでしょうか。

福岡歯科大学の学部構成

福岡歯科大学の学部構成は、口腔歯学部・口腔歯学科のみの単科大学です。

歯といえども奥が深く、歯石の付き方や、CAD/CAMシステムや 3Dプリンタを導入し、
模型 を使った口腔・咽頭の診断シミュレーション実習で学びます。

噛み合わせや、口腔衛生についても学ぶため、デジタル顎運動計測装置やデジタル咬合器、インプラント埋入測定シミュレーション、口腔内・外スキャナーなど最新機器を導入。

’73年に建てられた福岡歯科大学附属病院、短期大学と連携し、講義を行ってます。

口腔ケアの知識をもった歯科医を育てるというセールスポイントがあるのが、福岡歯科大学です。来るべき訪問医療現場に備えることができます。


@twitter.com/fdc_shikadai

一年次は介護施設で、二年次は虫歯や歯周病が何故起きるかという口腔細菌学、発生学、薬理学を学びます。
3年で臨床に不可欠な診断と治療の基礎を学び、4年からは臨床、国試験にむけた対策がはじまります。

臨床実習は、系列の福岡歯科大学病院だけでなく、介護老人保健施設でも行われます。

福岡歯科大学の入試概要

福岡歯科大学の入試概要は以下の通りになっています。
web出願で、入学検定料は、4万円です。
過去問はこちらになります。

  • 総合選抜(Ⅰ10名、Ⅱ15名、Ⅲ:2名)
  • 学校推薦(15名)
  • 一般選抜(A日程:35名、B日程:10名)
  • 共通テスト(Ⅰ期:5名、Ⅱ、Ⅲ期:各2名)

オープンキャンパスは、一般向けは7月末と、10月半ばに開催されます。
これにさきがけ、同窓生向けにOCが開かれます。博多駅から送迎バスが出るそうです。


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福岡歯科大学の狙い目は総合選抜

福岡歯科大学の入試お勧めは、専願なら総合選抜、併願なら一般選抜A日程です。
特待生制度を狙うのであれば、一般選抜を狙いましょう。
総合型選抜は、年度によっては東京受験もあります。


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点数配分は総合選抜と学校推薦は200点満点で、小論文、基礎学力テストが100ずつです。小論文、基礎学力テスト、面接の順番で、面接評価は全て五段階評価です。


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併願可能な試験では、沖縄・那覇の受験会場も年度によっては開催される見込みです。

一般選抜、共通テスト高得点者には、専願S特待生制度が適応されます。
S特待生度は、前年度学業平均点80年以上維持で、6年間学納金全額免除。国公立歯科大入学者のみ辞退可能です。

この他にも福岡歯科大学には、様々な奨学金制度があります。

歯科大のデメリットは留年?遊ぶ暇なし?

福岡歯科大に限りませんがデメリットといえば、国家試験が厳しい、留年です。

カリキュラムが厳しく、米国の大学のように『入るのは難しいが出るのは厳しい、同じ時期に入学して卒業はバラバラ』は当たり前です。

現役で合格することが、何よりの近道ではないでしょうか。

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