東大受験専門塾・鉄緑会が厳しすぎる…指定校入塾・カリキュラム・塾費の実態

鉄緑会は、東大受験専門塾です。


©twitter.com/DzwsqOuXSLHof91

東大OBが主に『東大医学部、法学部現役合格』を目的として作った塾なので、鉄緑会OBは、医学界、法曹界、官僚、
学術界に及びます。

芸能人出身者は菊川怜、オリラジの中田敦彦(あっちゃん)が居ます。

他の進学塾に比べて課題がハンパなく多い、毎日テストがある、競争心を煽られる、メンタルをやられると何かと噂のある鉄緑会。実態はどうなっているのでしょうか。

鉄緑会は中学で高校3年まで学び終わってしまう塾

鉄緑会は誰でも入れる塾ではありません。

本校だけにある指定校入塾と、入塾テストがあります。
入塾テストは難関で、これを受けるぐらいなら他の塾に行った方がいいと言われるぐらいです。


@twitter.com/New_quinolone

中学生に対して平気で高校生レベルの基礎を求める入塾テストです。

  • 本校は東京代々木・関西は大阪
  • 指定校推薦制度は東京代々木・中1春のみ
  • 指定校は東京なら開成、桜蔭、大阪なら灘の生徒が多い
  • 中学で高校3年までを全て終わってしまう
  • 大阪校は入塾テストで入る
  • 高校からテストで入るのは困難
  • 高校2年から課題が鬼の様に多くなる
  • 毎日テストがあり順位発表がある

カリキュラムも独特で、有名なのは中学で大学入試近くまで全て学び終わってしまうことです。

高校1年は中学でやったことを、1年かけて復習します。英語なら文法、長文読解。数学なら公式を使った応用問題などです。
とはいっても鉄ですから、ただの復習ではありません。

いきなり『今日はセンター試験の過去問を解きます』ということもあります。

鉄緑会は宿題、課題が厳しい、多すぎるのは本当?

鉄緑会は宿題、課題が多い、厳しいのは、高2からです。

高校1年まで課題や宿題の量は、大手進学難関進学塾並ですが、高2からは鬼の様に多くなります。全部やろうとすると私生活がパンクするので、課題の中から、実力が伸びるもの『だけ』を取捨選択する能力がある生徒が、鉄で生き残れる。
そうでないと学校の宿題もこなせない、実力も伸びず落ちこぼれるのではないでしょうか。

講師陣も’90年代は怖いという悪評がありましたが、令和の現在、そんなことをしては反対に生徒に見捨てられるか猛攻撃をうけます。

課題をやらない生徒を見捨てるか放置プレイタイプに変わっています。
その代わり、要領よく判らない事があれば聞く賢い生徒には、いい評判だそうです。

鉄緑会の指定校入塾はエリートばかり?上目線すぎる

鉄緑会の指定校入塾は中学1年の春1回、東京代々木だけです。
鉄緑会で開成OB医学部に聞く動画がこちらです。ヒエラルキー上目線な動画で、いかにも元SSラン出身ですが、指定校でないと入れない実態が判ります。

  • 開成、桜蔭合格直後の小学6年生に『次は東大だぞ』とビラ配り
  • よく判らないまま親と相談して鉄緑会入り
  • 模試のクラス分けがあっても最低5人弱、見たことある顔がいる
  • 2科目上位100番までなら東大理系Ⅲ(医学部)合格

’23年現在、鉄緑会の指定校は、開成、桜蔭、筑大駒場、麻布、駒場東邦、海城、筑大付、女子学院、雙葉、豊島岡、聖光学院、栄光学園、渋谷幕張、渋教渋谷、早稲田の15校です。

OBが現役でコンスタンスに東大難関学部に合格し続けている、鉄緑会講師として招かれることも条件に加わるので、指定校に選ばれるのは難しいことです。

では関西の大阪校はどうなっているのでしょうか。

大阪鉄緑会は灘最強?!

鉄緑会は、高2年冬に行われるクリスマス模試で上位3割に入れないと、東大現役難関学部は難しいとされています。

クリスマス模試で、上位2割が東京代々木校では特進クラス(レギュラークラス)、大阪校ではSAクラスに分けられます。

1科目だけ所得している生徒も居るので、相対的順位を出すのは難しいですが、1科目特進クラスでも、他の科目があからさまに成績が悪いというのでないのが鉄緑会の生徒の特長です。

  • 大阪校はSA(特進)、A(1~3まで)、B(1~7まで)にクラス分けされている。
  • 生徒数約300人、1クラス20人、SAのみ30人強
  • SAは、灘、洛星、洛南特進、東大寺、
  • SA上位は灘
  • 進路は東大理Ⅲ、京大医学部、安定が阪大、悪くて滋賀
  • Bクラスの偏差値は72、大手前、北野など

東京代々木校の特進とオープンクラスの割合が、1:10なので、こちらも同じですね。使う教材はほぼ同じだそうですが、上がってくる生徒に差があるそうです。

恐怖の居残り5時間という都市伝説もある鉄緑会ですが、3時間講義の延長は『テストの間違い直しをしてから帰る』という意味なのだそうです。

鉄緑会って生徒の『素質』に支えられているだけ?

鉄緑会は、結論から言うと、生徒の素質に支えられていると言っても過言ではありません。


@twitter.com/RfIav8

鉄緑会大阪校OBもごさん曰く『他の進学塾の方が生徒によっては合う』というのです。

大阪校は東京代々木の様に指定校推薦はなく、入塾テスト制なので、中学から6年間ならかなりハードですね。

いかがでしたでしょうか。
東大現役合格塾、鉄緑会について解説させて頂きました。

鉄緑会の塾長は何故、東大に絞ったかという理由についてこの様に述べています。

京大は一芸に秀でた地頭の良い人を合格させる大学。
東大はすべてのことができる人を合格させる大学。
だから私は東大現役合格を育てることにした。

その一方でアンチもいることは確か。
この話は次回にさせていただきます。

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