神戸海星女子学院大学は付属高校のFランお嬢大ですか？

神戸海星女子学院大学はFランです。

神戸市灘区に付属小学校から高校まで同じ敷地内にあるミッションスクールで、バブルの頃は神戸女学院と並んで『山の上のお嬢様学校』と呼ばれていました。

現在、付属高校卒業生の大半は関関同立や国公立に進み、勉強をしたくない内部生と滑り止めで仕方なく通う女子大生に生徒がわかれています。

神戸海星女子学院大学は平松絵里の出身大

神戸海星女子学院大学は、1965年に開学。10年前の1955年に短期大学が開学（’99年に閉校）し、当時は文学部（英文学科・仏文学科）のみの単一学部でスタートしました。

現在の学部及び学科構成は以下の通りです。大学は敷地内の大学施設は本館と2号館、そして蔵書数を誇る図書館になります。

現代人間学部
英語観光学科
心理こども学科

英語観光学科の就職先は卸売業や、サービス業が5割を占め、保育士の資格を所得できる心理こども学科では、教育や医療への就職が6割以上を占めます。

この他にも神戸海星女子学院大学は、平松絵里の出身大学として知られています。平松絵里といえば『部屋とYシャツと私』で知られていますね。昔お嬢って人ですね。

神戸海星女子学院大学の入試概要は以下の通りです。

総合型選抜は全てのタイプを合わせて各学科20名ずつの定員です。
その中でも募集が一番早くはじまるのが、AO:KAISEI型の総合選抜です。
事前面談、エントリー、審査、面接で合格が決まるので、基礎学力試験を受けたくない人にはうってつけです。

KAISEI型AO入試はエントリーが毎年7月からはじまりますので、それまでのオープンキャンパスに参加し
事前面談をすませることが必須となります。

公募型推薦は両学部とも募集人数が激減し10名～15名になります。内部生に枠を取られてしまうと、
狭き門になりますね。
その他でお勧めはのは各学科15名ずつ募集する一般選抜です。基礎学力テストさえ押さえておけば合格します。

神戸海星女子学院大学のデメリットといえば、最寄り駅から坂道で歩くことです。
阪急神戸本線『王子公園駅』、JR神戸線『灘駅』両方から15分、阪神『岩屋駅』からは18分かかります。

山の上といえば聞こえはよいのですが、周りにコンビニもないのは辛いです。

大学公式HPでは『小規模だが評価できる大学ランキング4年連続1位』となっていますが、
’22年度のデータを拝見しますと6位になっています。

ちなみに’22年度のデータでは1位津田塾、2位神戸女学院、3位恵泉女学園大です。
『面倒見の良い大学・女子大編』の’21年度では
神戸海星、神戸女学院、神戸親和が13位に並びました。近畿のトップは武庫川女子ですので、追いつきたいものです。

大学の評判でも『面倒見がよい』と書いているのは内部からあがり居心地よく過ごしてきた生徒や教授と相性がよかった学生かもしれません。英語学校学科とうたってはいますが、そこはやはりFランで中高レベルを逸脱せず、観光についても本業においつくこともないのです。

大学側も生き残りの為に外部からの生徒を多く獲得し、幅広い教育を手掛けてみてはいかがでしょうか。